アコギ初心者へ!ギター弾き語りのコツと練習法

こんにちは!

シンガーソングライターの飯田正樹です。

Twitter @mizu_mizuchan

アコギ(=アコースティックギター)で弾き語りを始めたばかりの人って

歌もギターも、どっちもうまくできなくて、挫折する人がたくさんいる。

ギター弾くだけでも大変なのに、更に歌まで歌うんだから、大変だよね。笑

 

でも「弾き語り」って

歌とギターが1つになってないと、成立しないものなんだ。

とは言っても

そんなのいきなりうまくできるわけないよね。

 

偉そうに語ってるけど

僕だって、なんとか形にできるまで

だいぶ時間かかったからね。

10年くらいやって、ようやくコツが分かってきたよ。笑

 

今日は

アコギ初心者でも、弾き語りができるようになるコツや、練習法について

話していこうと思うよ!

弾き語りのコツと練習法

じゃ、早速だけど

ギターの弾き語りを始めて、10年以上経つ僕が

弾き語りのコツと練習法について、話していくね!

 

いくつかあるから、それぞれ見ていこう!

歌とギターを別々に練習する

初心者の内は、ギターを弾くだけでも精一杯で

「次のコード、どう押さえるんだっけ?」

「あれ、サビの歌詞なんだっけ…?」

っていう状態になりがち。

そこで、練習が止まっちゃうんだ。

 

だから、どちらも余裕を持って演奏できるまでは、歌とギターを別々に練習しよう。

歌もギターも中途半端だと、弾き語りなんてできないからね。

別々に練習する事で、集中する事ができるし、上達のスピードも早くなるよ。

慣れてきたら、歌とギターは一緒に練習する

弾き語りをする事に慣れてきたら

歌とギターの練習は、必ず一緒にやろう。

 

「歌う」「弾く」は、別々にできても

「弾きながら歌う」はできないって人、結構いるんだよ。

特に初心者の頃は、これが一番難しいんだよね。

僕も全然できなかったから、よく分かる。笑

 

だから、ある程度、弾き語りに慣れてきたら

「歌」と「ギター」って分けないで練習をしよう。

最初は難しいけど、何度もやってる内に、必ずできるようになるから、がんばってみてね。

自分の演奏を聞いてみる

弾き語りができるようになったら、自分の演奏を録音して聞いてみよう。

「別に録音しなくても良くない?弾きながら聞いてるし。」

って思うかもしれない。

でも、演奏中って、そこまで細かい部分まで聞けてないからね。笑

録音して客観的に聞く事で、演奏中には気付かなかった修正点が分かるんだ。

 

あとは、客観的に自分の歌声を聞く事ができるって言うのも、大きなポイント。

自分が聞いてる「自分の歌声」って、他人が聞いてるものとは違うからね。

・他人が聞いてる歌声=歌によって空気が振動した音

・自分が聞いてる歌声=耳から入ってくる音+骨を伝って響いた音

なんだ。

だから、録音して聞いてみないと、自分の本当の歌声は分からない。

最初は「え?こんな声なの?」ってショックを受けるかもしれないけど

それがあなたの声だから、好きになってあげてね。

 

「録音」って言うと、めんどくさそうに聞こえるけど

今は、スマホのアプリで簡単にできるから、ぜひやってみてね!

間違っても演奏を止めない

弾き語りの練習をしている時、間違えたとしても、演奏を途中で止めないで。

「練習だし、間違えた所からやり直そう…。」っていう気持ちは分かるけど

普段からこれをやっていると「間違えると演奏を止める」っていう、悪いクセが付いちゃう。

1度、このクセが付いちゃうと、なかなか抜けないんだ。

だから、間違えたとしても、最後まで演奏するようにしよう。

 

なんでそんな練習をするかって

いつか、あなたが人前で演奏する事になった時、間違えて演奏を止めてしまったとする。

見てる人は「え?なんで途中で止めたの?」ってなっちゃうし、カッコ悪いでしょ?笑

だから、普段の練習から、間違えても最後まで演奏するようにしよう。

歌詞を意識して演奏する

弾き語りにおいて、すごく重要なのは

歌詞を意識して、演奏をするって事なんだ。

 

例えばさ。

すっごい切ない歌詞なのに

ギターをガンガンうるさく弾いてたら、せっかくの歌詞の雰囲気が台無しでしょ?笑

せっかく自分で演奏して、歌うんだから

ギターの伴奏にも、歌詞の想いをのせたいよね。

 

その方が、聞いてる人が曲の世界に引き込まれるし

これができるのが、弾き語り最大の強みなんだよ。

メリハリをつける

弾き語りってさ。

「ギター」と「歌」っていう

2つの音しかないわけじゃない?

めっちゃシンプルだよね。

 

シンプルなのは良い事なんだけど

メリハリをつけないと、観てる方は飽きちゃう。

「弾き語り」っていうのは、分かりやすく言うと

食パンとバターみたいなものなんだよ。

 

「はい…?なんの話ですか?」

って思うかもしれないけど。笑

食パンとバターだけでもいいけど、それだけだと飽きるでしょ?

だから

パンを焼いてみたり、ジャムを塗ったりして、味や食感のバリエーションを増やすよね。

弾き語りもこれと一緒なんだ。

…って

この例え話、分かってもらえたかな。笑

 

「メリハリをつける」って

具体的にどういう事かって言うとさ。

「演奏に強弱をつける」

って事ね。

これがさっき言った

「パンを焼いたり、ジャムを塗る。」

って事なわけ。

分かってもらえたかな。笑

 

でも「強弱をつける」って言われても

歌の強弱だったら、イメージしやすいと思うけど

ギターの強弱ってわかりにくいよね。笑

 

ギターの強弱については、こっちで詳しく書いてるよ!

ピッキングの強弱!ギターのダイナミクスについて

まとめ

今回は

弾き語りのコツについての話だったけど、どうだったかな?

 

今回の話を簡単にまとめると

 

・「弾き語り」は、歌とギターが合わさって、初めて成立する

・最初は、歌とギターを別々に練習する

・慣れてきたら、歌とギターの練習は必ず一緒にやる

・自分の演奏を録音して聞いてみる

・間違っても演奏を止めない

・歌詞を意識して、演奏をする

・演奏にメリハリをつける

 

って事だったよね。

 

偉そうに色々と語ったけど。笑

弾き語りにおいて、一番大事な事って

歌とギターだけで、曲の世界観を表現する

って事だと思うんだよね。

 

たった1人で、曲の世界観を表現するって難しいけど

だからこそ、すごくやりがいがあるし、楽しいものだと思うんだ。

ちなみに

ギターと歌だけでも、こんな世界観も表現できます。

 

はい。これ、僕です。

最後に自分の宣伝をするっていうね。笑

 

僕みたいに

「普通の弾き語り」

と違う事をしたい人には、こっちの記事も読んでほしいな!

周囲と圧倒的な差をつける!アコギ弾き語り3つのテクニック

 

という事で

今回はこのへんで!

 

最後まで読んでくれてありがとうございました。

 

飯田正樹

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