音楽は売れない!?僕がメジャーデビューを目指さない理由

こんにちは!

シンガーソングライターの飯田正樹です。

Twitter @mizu_mizuchan

いきなり質問するけど

あなたは

メジャーデビューしたい?

 

「そりゃしたいよ!そういうお前はどうなんだよ?」

って思われそうだけど

僕はずっと前から音楽でプロになるって決めてたけど

メジャーデビューにはまったく興味ないよ。

1ミリも。笑

 

今、本当に音楽(CD)が売れない時代だし

個人で活動した方が、音楽で安定した収入を得れるんだもん。

 

今回は

僕がメジャーデビューを目指さない理由について話していこうと思うよ。

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メジャーデビューしたから売れるわけではない

「早くメジャーにいって売れたい!」

僕の周りにもそういうミュージシャンはたくさんいる。

でもさ

メジャーデビューしたからって、CDが売れるわけじゃなんだよ。

 

どういう事か、詳しく話していくと

日本で1番CDが売れてた時代は1990年代なのね。

もっとピンポイントで言うと、1998年が1番CDが売れた年。

この年は、アルバムが年間で3億枚以上売れたんだって。

信じられないくらい売れてるね。笑

これが2011年になると、半分以下の1億3000枚ちょっとしか売れなくなってる。

13年間で半分以下。

明らかに「音楽」ってものが売れなくなってきてるよね。

 

オリコンで1位を取ってるCDも、3万枚切ってるものも出てきてるくらいだからね。

それもみんなが知ってるくらい知名度があって

そこそこ「売れてる」人だって、このくらいの売り上げ枚数しかない事もあるんだから、まいっちゃうよね。笑

 

メジャーデビューしても、CDが売れるわけじゃないっていうのは分かってもらえたかな?

本当にCDが売れなくなったなと思う。

でも、これが現実なんだよね。

 

CDの売れない理由や未来について、こっちの記事でまとめてるから、よかったら読んでみてね!

現役ミュージシャンが考えるCDが売れない理由とCDの未来について

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メジャーデビューして有名になるとプライベートはなくなる

メジャーアーティストっていうのは

世の中に出て、脚光を浴びて

っていう輝かしい側面も持ってるけど

それと同時に

プライベートはほとんどなくなる。

 

街を歩けば

「え!○○ってバンドの□□さんですよね!?」

ってなるだろうし、そこで嫌な顔をするわけにもいかないよね。

 

いや、もちろんファンの人に声をかけてもらったら嬉しいだろうけど

アーティストだって人間だからさ

機嫌が悪い時だってあるでしょ。

そこで少しでも嫌な素振りを見せたら

「こないだ○○の□□と街で遭遇した。愛想悪かったなぁ。」

とかSNSで書かれちゃったりするわけよ。もう技術の進歩が怖すぎるわ。笑

 

それにさ

ちょっと女友達と遊んでたって

週刊誌に

「勢いは音楽だけではなかった!破竹の勢いでバカ売れの○○のボーカル□□が、女子大生と深夜の密会!」

とか書かれちゃうわけでしょ?

それが事実かどうかも分からないのに、世間の目はきびしくなるし。笑

僕はそういうのめんどくさくて、絶対に嫌なんだよね。

そうやって何かに縛られて生きてたら、作る曲にも覇気がなくなってしまう気がするしね。

なによりも、自由に生きていたいし。笑

 

だから

僕は有名になりたいと思った事は1度もないし、メジャーデビューしたいとも思わないな。

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メジャーデビューしなくても個人で食べてける時代

僕は、ずっと音楽でプロを目指してた

って、さっき言ったけどさ

それは今の時代が

メジャーデビューしなくても、個人で食べていける時代だからなんだよ。

 

ひと昔前だったら、そんな事はできなかったけど

今の時代は、個人が世界に発信する手段がたくさんある。

youtubeで自分のPVや動画をアップする事もできるし、FaceBookやTwitterを使って、自分を発信する事もできるよね。

インターネットの力って本当すごいなと思うし、この時代に生まれてきた事に感謝してるよ。ほんと。笑

 

「たしかにインターネットを使って、個人で発信する事はできるけど、どうやって食べていくの?」

って思うよね。

それは

自分で集客をして、自分1人で商品(CDやグッズ、ライブのチケットなど)を販売してくって方法。

インターネットがあれば、それができる。

 

インターネットを使って、なにか商品を買った事

きっとあなたもあるよね?

それを自分でやるってことね。

 

なんでそんな事するかって

そのやり方のほうが

メジャーデビューしてCDを売るより、全然利益率がいいんだよ。

 

メジャーアーティストがCD1枚売れるごとに受け取れるお金って、たったの1%なのね。

これって、単純に計算して

1000円のCDが1万枚売れても、10万円。

10万枚も売れても、100万円にしかならない。

CDが売れないって言われてるこの時代に、こんだけの枚数を売るのは大変な事だよ。

 

これが、個人の場合どうなるかっていうと

CDの作り方(CDの生産枚数や梱包やデザイン費にかけたお金)にもよるけど、利益率は10~30%はあると思う。

1000円のCDが1枚売れたら、100~300円くらいの利益。

「たったそれだけ?」

って思うかもしれないけど

たとえば手売りでも1000枚買ってもらえれば、10~30万円の利益だよ。

メジャーの世界だったら、10万~30万枚売らなきゃ、これだけのお金はいただけないわけ。

 

あと

会社に属さないで、自分1人でやるって事は

自分の力だけで集客をして、お金を稼ぐ

ってことだよね。

手に職を付けるじゃないけどさ

誰にも頼らないで集客をして、自分でお金を稼ぐ事ができるスキルを持っていれば

会社に属してるよりも、収入も安定させやすい。

契約を切られるなんて事もないからね。笑

 

そう考えると、個人で集客してやっていく事のメリットが分かってくるんじゃないかな?

集客については、こっちの記事でまとめてるから、読んでみてー!

音楽で収入を得たいバンドマン必読!集客とマーケティングとは

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まとめ

今回は

僕がメジャーデビューを目指さない理由を話したけど、どうだったかな?

 

今回の話を簡単にまとめると

 

・メジャーデビュー=CDが売れるわけじゃない。

・有名になるとプライベートがなくなる。

・メジャーデビューしなくても個人で食べていける時代。

・個人で活動した方が、CDの利益率がはるかに良い。

 

って事だったよね。

 

「音楽を仕事にする=メジャーデビュー」

って考えると

一握りの人しか選ばれない、狭き門かもしれない。

しかも

CDが売れないこの時代に

メジャーデビュー目指して、それで一生食べていくって、ある意味ギャンブルみたいなものだと思う。

 

 

今回の話を、飲食店に例えて考えると

メジャーデビューっていうのは、大きいグループ会社みたいなもんなんだよね。

マクドナルドとか、ガストとか、松屋とかさ。そういう大きいグループ会社。

誰もが知ってるような知名度や、それをもっと広めるための宣伝力もあるし

商品開発(音楽で言うとCDやPV、ライブ会場)にかけられる金額も大きい。

その代わり、たくさんの人が関わってるぶん、自分の意思だけじゃ決められない事も多いと思うんだ。

 

でも

自分で集客をして、自分で商品を売っていくのは

個人経営の小さなお店を作るのと同じ事だと思うんだよ。

地元の人が知ってるくらいの知名度しかないし、インターネットしか宣伝するメディアは持ってない。

商品開発にかけられるお金も、メジャーと比べたら全然少ない。

それでも

会社に頼らないで自分の力で集客して、商品を売って、自分の思うように活動していけるって事が強いと思う。

 

どっちが良いとか、悪いとか言ってんじゃない。

ただ、同じ土俵で戦ってないよねってこと。

 

僕は個人でやってくって決めたから、インターネットを使って集客をしてるんだ。

実は、このサイトもその1つなんだな。笑

音楽を仕事にするって事については、こっちの記事でまとめてるから、読んでみてね!

音楽活動は就職活動!プロミュージシャンに俺はなる!

 

僕は音楽で一生食べていきたいから、個人でやっていくっていう方法を選んだんだ。

自分の力だけでやった方がカッコ良いと思ったし。笑

 

 

力入りすぎて、まとめなのにだいぶ語ってしまった。笑

この記事が、あなたが音楽を仕事にする上で、なにかしらのヒントになってくれたらうれしいな。

今回はこのへんで!

 

最後まで読んでくれてありがとうございました!

飯田正樹

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