濁音と半濁音、促音を使った作詞テクニック

こんにちは!

シンガーソングライターの飯田正樹です。

Twitter @mizu_mizuchan

作詞をする時、言葉の響きを意識するといいよ。

 

言葉の響きを意識する時に

・濁音

・半濁音

・促音

この3つは、とても重要!

 

濁音と半濁音、促音を上手に歌詞に使うと、聞き手に与える印象を操る事ができるんです。

 

今回は、ウルフルズの「ガッツだぜ!!」という楽曲のサビ(00:56~)の歌詞を例に、解説していきます!

濁音とは

濁音というのは、「ビ」や「グ」などの、「゛(濁点)」がついた言葉の事。

歌詞に濁音を使うと、言葉に力強さを出す事ができます。

早速、歌詞を見てみよう!

 

“ガッツだぜ パワフル魂

ガッツだぜ すいもあまいも

ガッツだぜ Do the ド根性

男は汗かいて ベソかいて GO!”

 

この曲には、濁点がかなり出てくるよね。

そして、実際に曲を聞いてもらうと分かるけど、”ガッツだぜ” “Do the ド根性” “ベソかいて GO!”など、濁音が使われている部分は、力強さを感じてもらえると思います。

 

こんな風に、濁音が入った言葉を歌詞に使うと、力強い印象を与える事ができるよ!

半濁音とは

半濁音っていうのは、「ぱ」や「ぴ」などの、「゜(半濁点)」が付いた言葉の事。

 

「ガッツだぜ!!」の歌詞で言うと

“パワフル魂”という部分に、半濁音が使われている。

実際に声に出してもらうと分かると思うけど、半濁音って、破裂音なんだよね。

例えるなら、シャボン玉が割れるような音。

 

これによって、言葉にインパクトを与える事ができるよ。

促音とは

促音って言うのは、「っ(小さいつ)」の事。

歌詞で促音を使うと、リズムを引き立たせる事ができるよ!

「ガッツだぜ!」で言えば、”ガッツだぜ” “Do the ド根性”などで、促音が使われている。

促音を使う事で、リズムに小さなタメができるイメージだね。

これによって、リズムが引き立つんだ。

補足

今回のレッスンの内容をより分かりやすくするために、補足で音声を録りました!

「濁音」「半濁音」「促音」を理解するのに、とても役立つので、ぜひ聞いてみてね!