【実例紹介あり】ブレイクのきっかけはネットという時代

こんにちは!

シンガーソングライターの飯田正樹です。

一昔前の、ミュージシャンの活動方法と言えば

ライブをして、CDを作って、テレビに出て…

というものだった。

 

だけど、今の時代は違う。

ネットがきっかけでブレイクするアーティストがたくさんいる。

 

今回のレッスンでは、これからの時代は

ネットを使った音楽活動をするべき理由と、実際にネットがきっかけで

ブレイクしたアーティストを紹介したいと思います!

補足として、テキストも用意しておいたから、復習と確認として使ってみてね。

ネットがブレイクのきっかけになる時代

昔はテレビに出たり、ラジオで曲が流れたりして、ブレイクする。

という流れが一般的だった。

 

でも今は、Youtube、Twitter、Tik Tokなどがきっかけでブレイクする事も多い。

つまり、ネットがきっかけでブレイクする時代になったって事。

 

これによって、音楽業界の流れ自体も大きく変わってきている。

昔は、オーディションやスカウトで、才能を持つ人を発掘して

その才能を開花させる為に育成していたけれど、今は違う。

既に才能が開花している人を見つけて、それを売り出すという風に変わってきているんだよね。

 

これは、ネットの普及によってCDが売れなくなった事で

レコード会社の金銭的な余裕がなくなった事が大きな原因。

 

イチから育成するには、時間もお金もかかる。

だったら、すでに才能を開花させてる人を見つけて、売り出した方が早いし、コストもかからない。

そういう流れになっているんだよね。

ネットがきっかけでブレイクしたアーティスト

実際にネットがきっかけでブレイクしたアーティストを何名か紹介するね!

瑛人

神奈川県横浜市出身のシンガーソングライター。

シンプルなメロディー、リアリティーのある歌詞が特徴。

 

2019年にリリースした「香水」が、Tik Tokをきっかけに2020年に大ヒット。

紅白歌合戦に出場するほどに有名になった。

優里

東京出身のシンガーソングライター。

楽曲のクオリティーの高さに合わせて、独特な魅力的な歌声と、卓越したギターテクニックを有する。

 

Twitter、Instagramに歌唱動画を投稿。徐々にファンを獲得。

 

優里を知る一般人が、Tik Tokに「かくれんぼ」のカバー動画を投稿。

それを見た別の一般人が、新たなカバー動画を投稿。

この連鎖が続いて、結果として優里の「かくれんぼ」という楽曲が広まる事になった。

2019年から活動を開始し、2020年に驚異の速さでメジャーデビュー。

川崎鷹也

栃木県出身のシンガーソングライター。

ハスキーで優しい歌声と、ノスタルジックなメロディーが特徴。

 

2018年にリリースしたアルバムに収録していた「魔法の絨毯」で、2020年にTik Tok Spotlightに参加。

それがきっかけになり、各種音楽ストリーミングサービスで急上昇。

崎山蒼志

静岡県浜松市出身のシンガーソングライター。

4歳から始めたギターの素晴らしいテクニック、唯一無二の歌声、楽曲の個性を持つ。

 

地元、浜松で活動していた頃から、その才能は開花していたが、全国的には無名だった。

2018年、AbemaTV「日村がゆく」に出演し、「五月雨」を演奏。

その映像がSNSで拡散、その存在が全国に知れ渡る。

2021年メジャーデビュー。

曲が良い事が大前提

こんな風にネットがきっかけでブレイクしたアーティストって、本当にたくさんいる。

ネットでの発信が、いかに重要か分かってもらえると思う。

 

だけど、曲が良い事っていう事が大前提。

いくらネットで発信しても、曲が良くなけば、拡散される事はないからね。

 

時代や、ブレイクのきっかけの形が変わっても

「良い曲を作る」というミュージシャンの本質は変わらないという事は、覚えておいてほしい。