こんにちは!
シンガーソングライターの飯田正樹です。
楽曲を作る時、必ず過去の自分の体験、経験が投影されます。
楽曲制作というのは、自分の分身を作るのに近い事なので、当然ですよね。
そして、そうやってできた楽曲というのは、過去の自分と同じような人に必ず刺さります。
それを心がける事によって、共感されやすい楽曲を作る事ができます。
今日のレッスンでは、過去の自分が投影されるいうお話をしていきたいと思います!
今までのあなたの人生=あなたの音楽性
無意識だとしても、自分が作る楽曲には過去の自分が投影されます。
今までどういう生き方をしてきたのか。
今までどういう人生を過ごしてきたのか。
それによって、言葉の選び方も変わるし、出来上がる楽曲も大きく変わってきます。
今までの人生経験=あなたの音楽性と言ってもいいかもしれません。
どんな経験もあなたの強み、アイデンティティになる
いきなりですが、僕は中学校の頃、不登校でした。
その頃は今と違って、自分にまったく自信がなかったです。
所謂、「普通」と言われる生き方とまったく違かったし、周りの学校に行ってる同級生と自分を比べて、強い劣等感を持っていました。
あの頃は自分の未来を描く事もできず、本当に辛かったなと思います。
でも、その自信の無さや劣等感というものが、音楽を始めてからは、僕の強み、アイデンティティになったんです。
どんな経験もあなたの強み、アイデンティティになります。
あなたも一度、今までの人生を振り返ってみてください。
過去の自分の歩みの中に、楽曲制作のヒントがあります。
過去の自分と同じような人を救う
生き方は人それぞれです。
同じような経験をした事がある人、同じような悩みを抱えている人は、そんなに多くありません。
つまり、何かに悩んだり、苦しんでる人を救ってあげられるような曲を書けるのは、過去に同じような経験をしたあなたじゃなきゃできない事なんです。
「もしも、悩み苦しんでいた過去の自分に歌ってあげる事ができたなら」
そんな事をイメージして、曲を作ってみてください。
同じような苦しみを感じている人が共感できたり、救いになったりするような楽曲を作る事ができます。
僕自身、自分が一番辛かった時に救ってくれたのは音楽でした。
音楽家となった今、僕も過去の自分と同じような人を救える楽曲を作れたらと思っています。