こんにちは!
シンガーソングライターの飯田正樹です。
曲を作っていて
「聞いた事のあるような、なにかに似てるようなメロディーしか作れない…。」
って悩んだ事はないかな?
僕の生徒さんでも、こういう悩みを持つ人は多いです。
今回のレッスンでは、そういう時にどういう考え方をしたらいいのか、解説するね!
補足として、テキストも用意しておいたから、復習と確認として使ってみてね。
どの曲のどの部分に似ているのか
自分の作った曲が「似てるようなメロディー」と思うのなら
どの曲のどの部分に似ているのか、しっかり特定した方がいい。
気のせいの場合もあるからね。
似ている曲が分かったら、メロディーラインを変えてみてもいいし
メロディーのリズムを少し変えてみるっていうのもいいよ。
だからまずは、どの曲のどこに似てるかを見つけてみよう!
曲を聴いた人がどう感じるか
一番大事なのは、曲を聴いた人がどう感じるかという事。
自分では「〇〇に似ているメロディー」だと思っていても
聴いた人がどう思うかは、また別の話なんだよね。
一番大事なのは、聞き手の感じ方だから
作り手である僕ら側が、そこを必要以上に考えても仕方ないんだよ。
メロディーが浮かぶ事自体がすごい事
曲を何曲も作っていると、メロディーが浮かぶのは当たり前の事。
だけど、曲作り初心者や、曲作り未経験の人からしたら
メロディーが浮かぶ事自体がすごい事なんだ。
例え、それが何かの曲に少し似ていたとしてもね。
「何かの曲に似ている気がする」っていう悩みって
特に曲作り初心者の人が抱えている事が多い。
気持ちはよく分かる。
だけど、一度考えてみてほしい。
いきなり、どの曲にもまったく似ていない
思い描いた完璧なメロディーなんて作れるわけないよね。
もしそれができたのなら、あなたは天才だよ。笑
最初は焦らず、多少似ていたとしたって
自分なりの曲を完成させる事が大事だよ。
音は12個しかない
そもそも、メロディーに使える音って
「ドレミファソラシ」
と、その間にある♯や♭の半音を含めた
12個しかないんだ。
※オクターブ上、下は除く
12個の音をどんな順番で
どんなリズムで組み合わせて表現するか。
これが、作曲という行為。
たった12個しか音がないんだから
似たようなメロディーになってもおかしくないよね。
でも、同じようなメロデイーだとしても
歌声、歌い方、アレンジ、テンポ、etc…
色んな要素が変わるだけで、違った聞こえ方がする。
これが音楽の面白い所なんだよ。
だから、メロディー単体だけを抜き取って
似てる、似てないって話をする事自体が
ナンセンスだと僕は思います。
もしあなたがこういう悩みを抱えていたら、こういう視点でも考えてみてね。