こんにちは！
シンガーソングライターの飯田正樹です。
Youtubeに動画を投稿していると、数字が気になりませんか？
ここで言う「数字」とは
・チャンネル登録者数
・再生数
・高評価、低評価
・視聴維持率
などの事です。
「なかなか伸びなくて…。」
と悩んでしまう人もいると思います。
僕自身もそうだったので、気持ちは分かります。
ただ、音楽を発信していく僕たちミュージシャンにとって、本当に大事なのはYoutubeの数字じゃないんです。
じゃあ、一体なにが大事なのか？
あなたは分かりますか？
今日のレッスンでは、”Youtubeは数字がすべてではない”というお話をしていきたいと思います！
何の為の動画配信なのか
Youtubeで発信する以上、チャンネル登録者数、再生数などの数字が気になるのは仕方がない事です。
数字というのは、パッと見て分かる評価だからです。
僕だってチャンネル登録者や、再生回数が増えれば嬉しいです。
ただ、それらの数字を増やす事が本質的な目的ではないです。
どういう事か詳しくお話しますね。
例えば、僕の場合だったら
「もっと曲作りを楽しめる人が増えてほしい。」
「曲作りってそんなに難しくないって事を伝えたい！」
そういう想いがあって、Youtubeでレッスン動画を公開しています。
つまり、“音楽を自分で作る事を楽しめる人を増やしたい”というのが、動画を投稿する上での目的なんです。
「Youtube上の数字を増やす事」じゃないんですよ。
Youtubeというのは、あくまで手段でしかないんです。
あなたは何の為に動画を投稿していますか？
“Youtube上の数字を稼ぐ事”が目的ですか？
きっとそうじゃないと思います。
あなたはあなたの音楽を届けたくて、動画を投稿しているんですよね？
ついつい数字に目がいってしまうと思いますが、絶対にその目的を忘れないで下さい。
数字で一喜一憂してしまう気持ちは分かりますが、何の為の動画投稿なのか。
そこを今一度考えてみてください。
たった1人の人にでも深く刺さればいい
「そうは言っても、やっぱり数字が気になる…。」
そう思う人もいるでしょう。
そう思うのは仕方のない事だし、それが悪い事だと言っている訳ではないので、安心してください。
ここで、どうしても数字が気になるあなたに質問です。
あなたは
・1万回再生されているけど、数日経てば忘れられてしまう動画
・50再生しかされていないけど、いつまでも忘れられない動画
どちらの動画を投稿したいと思いますか？
僕だったら絶対に後者の動画を選びます。
たった1人の人にでも、深く刺さる方が良いと考えるからです。
もう少し分かりやすい例えをしましょう。
・全国チェーンのファミレス
・田舎の個人経営の食堂
どちらの方が、数字で上回るでしょうか？
当然、全国チェーンのファミレスですよね。
来店数、席数、売上額…どの数字を取っても、圧倒的に上回るに決まっています。
そのお店の価値を”数字だけ”で決めるとしたら、まったく勝負になりません。
でも
「またあのお店のお料理が食べたいな…！」
と思ってもらえるかどうかは、数字とはまた別の話ですよね。
Youtubeの動画もこれとまったく同じです。
1万回も再生されていても、ながら見されている動画もあります。
数字という観点で見れば、これでも問題はないです。
でも、しっかり届けたい内容、目的がある場合、なんとなく見られているだけじゃ、意味がないですよね。
一方で、再生回数が少なかったとしても、その人の人生に影響を及ぼすような動画もあります。
僕が大好きなギタリストの動画も、とても素晴らしいのに再生回数は全然伸びていないです。
それでも僕はそのギタリストのファンだし、世界の中でも5本の指に入るほど、カッコ良いギタリストだと思っています。
こんな風に、例え数が少なくとも、あなたの動画を真剣に見てくれている人が必ずいます。
目先の数字だけを気にして、そういう人の存在を忘れてしまわないようにしましょう。
僕たちはYoutuberではない
世間一般に「Youtuber」と呼ばれる人達は、”動画がどれだけ再生されるか”という事が何よりも大事です。
動画が再生されなければ、収入がなくなってしまいますからね。
でも、僕たちミュージシャンは、数字を稼ぐ事が本質的な目的じゃないですよね。
「自分の存在を知ってもらって、自分の音楽を届ける事」が本当の目的です。
僕たちは、Youtuberではないです。ミュージシャンです。
僕たちにとって本当に大事なのは、チャンネル登録者数でも、再生回数でも、いいねの数でもないんです。
自分の投稿した動画が深く刺さってくれる人がいるかどうか、間違いなくこれが1番大事です。
それを絶対に忘れないで下さい。