こんにちは!
シンガーソングライターの飯田正樹です。
Twitter @mizu_mizuchan
あなたは
自分の作る音楽に個性があると思う?
たとえばさ
「私の書く歌詞なんて、ありふれてるし…。」
とか
「僕の曲は耳なじみは良いけど、よくありそうな感じだし…。」
とか
そうやって必要以上に、自分の音楽を卑下して、無個性だと思いこんでない?
なんでそんな事を言うかって
僕自身がそういう事ばっか考えて、悩んでたからなんだ。笑
でもさ
そんなに強烈な個性が大事なのかな?
そもそも、本当にあなたの作る音楽には個性がないの?
そんな事はないはずだよ。
今日は
音楽の個性について話してみようかな!
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音楽の個性とは?
そもそもさ
音楽の個性ってなんだと思う?
「この人が書く歌詞には特徴がある。」
とか。
「この人の作るメロディーは、独特だな。」
とか。
色々な形があるけど
要は
その人にしか作れない曲っていうのが、音楽の個性だと思う。
ただ
強烈な個性があれば、それでいいってわけじゃないと思うんだよ。
どういう事かって説明するとさ
僕は音楽と料理ってすごく似てると思ってて。(ちゃんと音楽の個性の話になるから安心して。笑)
例えば、音楽をパスタに例えてみたとしてさ。
・歌声=パスタの麺
・歌詞=具材
・曲=ソース
・曲のアレンジ=お皿
っていう例え方もできるでしょ?
そう考えてみると、強烈な個性がすべてじゃないって思えないかな?
トマトソースとか、ぺペロンチーノとか、ミートソースとか
誰もが食べた事のあるスタンダードなパスタがあるわけでしょ?
そういう、どこのパスタ屋さんにもあるようなスタンダードなパスタを食べてさ
「これは○○ってお店の味と似てるからダメ!」っていう人はいないじゃん?
むしろ、美味しい味は真似た方がいいくらいだし、そこに自分流のアレンジを加えてみるのもいいよね。
僕は料理人じゃないから(一応、調理師免許は持ってるけど。笑)分からないけど
料理人にとって1番大事な事って
誰も作った事のない個性的な料理を作る事じゃないと思うんだよね。
まぁ・・・それはそれで大事な事なのかもしれないけど。笑
でも、それよりも
お客さんを満足させる、美味しい料理を作る事が大事なはずだよね?
音楽だって、それとまったく同じだと思う。
でもさ
音楽を批評したがる人って
ちょっと似てる音楽同士を比べては
「パクり」だ「盗作」だって、やたらと騒ぎたがる風潮があるじゃん。笑
もちろん、意図的にパクリをやるのはダメだけど。
でも、他の曲と似てるところがあるって、そんなにダメな事なのかな?
「この人にしかない圧倒的な個性」
とか
「今まで聞いた事ないような斬新な音楽」
も大事かもしれないけど
そんな事よりも
聞いた人が「心地良いなぁ。」とか「良い曲・・・!」って思ってもらえるような音楽を作る事が大事なんだと思う。
だから、そんなに必死になって個性にこだわる必要はないと僕は思う。
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あなたの作る音楽は本当に無個性なのか?
最初に言ったみたいに
「自分の作る音楽は個性的じゃないし・・・。」
って悩んでるミュージシャンってたくさんいると思うんだ。
僕自身がそうだったんだから、よく分かるんだ。そういう気持ちは。
でもさ
あなたの作る音楽って、本当に個性がないのかな?
きっとそんな事ないよ。
だって
あなたが作る音楽は、あなたという人間にしか作れないものなはずなんだよ。
つまり
無個性な音楽なんてないんだよ。
今まで聞いてきた音楽、体験してきた事、出会った人、見たもの、聞いた事、感じた事。
そのすべてが音楽になってるんだよ。
あなたとまったく同じ人生を過ごしてきた人なんていないでしょ?
だったら、出来上がる音楽も、あなたにしか作れないものだと思う。
さっき話したパスタと同じでさ
自分が良いなと思う音楽に、自分流の表現を足してみるっていうのもいいと思うよ。
それは「圧倒的な個性」ではないかもしれないけど、あなたにしか作れない曲である事に変わりはないんだから。
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まとめ
今回は
音楽の個性についての話だったけど、どうだったかな?
簡単にまとめると
・音楽の個性とは、その人にしか作れない音楽のこと。
・個性が強ければいいわけじゃない。
・無個性な音楽は存在しない。
って話だったよね。
圧倒的な個性を持ってる音楽への憧れは、もちろん今だってある。
でもさ
僕の音楽だって、僕にしか作れない、ちゃんと個性を持った音楽なんだ。
さっきも言ったけど、これはあなたも同じだよ。
あなたにしか作れない音楽が絶対にある。
だから
「自分の曲には個性がない・・・。」なんて、卑下したりしないでほしい。
自信を持って、自分の曲を愛してあげてね。
・・・なんて
ちょっとカッコ付けすぎだな。笑
恥ずかしくなってきたから、今回はこのへんで!笑
最後まで読んでくれてありがとうございました!
飯田正樹