作詞のセンスとは?どうやったら磨く事ができるの?

こんにちは!

シンガーソングライターの飯田正樹です。

Twitter @mizu_mizuchan

あなたは、歌詞を書いていて

「なんかセンスないなぁ…。」

って思う事ないかな?

 

実際、僕もそう思った事があるし

同じような悩みを持つ人も、たくさん見てきた。

 

で、ここで一回考えてみてほしいんだけど

作詞のセンスってなんだと思う?

 

僕は、これをずっと考えていて

明確な2つの答えが出た。

そして、作詞のセンスを磨く方法にも気づいた。

 

今回は、作詞のセンスとは?そしてそれを磨く方法とは?

っていうお話をしていくね!

作詞のセンスとは?

そもそも、作詞のセンスってどんなものを指すと思う?

僕は、2つの要素があると考えているよ。

 

それは何なのか、これからお話していくね。

メロディーにハマる歌詞を書ける

歌詞っていうのは、メロディーに乗るものだよね。

この2つの関係性は、絶対的な正解のないパズルみたいなもので。

いかにメロディーにハマる歌詞を書けるのか。

そこで、作詞のセンスの有無が決まるんだよね。

 

例えば、この曲の歌詞なんて

リズミカルなメロディーにドハマりしてて、センスの固まりだと思う。

YOASOBI『夜に駆ける』

特に、Bメロ(1:00~)の

いつだってチックタックと
鳴る世界で世界で何度だってさ

   引用:YOASOBI『夜に駆ける』

          作詞作曲 Ayase

という部分。

ここは、促音をうまく使った歌詞だなと思う。

促音=つまる音。「っ」「ッ」の事。

リズムが強調されてて、メロディーにばっちりハマってるでしょ?

促音を使う事で、リズムを引き立たせる事ができるんだよね。

 

歌詞っていうのは、メロディーに乗る事が大前提だからね。

どんなに良い内容のものが書けたとしても

メロディーに乗らなければ、それは歌詞として成立しない。

だから、メロディーにハマる歌詞を書ける人は

作詞のセンスがあると言えるんだよ。

映像が浮かぶ歌詞が書ける

作詞のセンスを語る上で、もう1つ重要なのは

映像が浮かぶ歌詞が書けるかどうかという事。

 

読んだだけで、聞き手の頭の中に

その曲の世界の映像を浮かべさせる。

そんな歌詞が書ける人は、作詞のセンスがあると言えるね。

 

例えば、この曲の歌詞なんて

すぐに頭に映像が浮かんでくるでしょ?

ヨルシカ『ただ君に晴れ』

夜に浮かんでいた

海月のような月が爆ぜた

バス停の背を覗けば

あの夏の君が頭にいる

だけ

 

鳥居 渇いた雲 夏の匂いで頬を撫でる

大人になるまでほら、背伸びしたままで

 

遊び疲れたらバス停裏で空でも見よう

じきに夏が暮れても

きっときっと覚えてるから

 

追いつけないまま大人になって

君のポケットに夜が咲く

口に出せないから僕は一人だ

それでいいからもう諦めてる

         引用:ヨルシカ『ただ君に晴れ』

             作詞作曲 n-buna

まるで、自分が歌詞の主人公の人生を

追体験したかのように感じるでしょ?

 

こんな風に、曲の世界観を文字だけで

ここまで表現できるのは、センスがなければ不可能だよね。

作詞のセンスの磨き方

「作詞のセンスがなんなのかは分かったけど

自分にはそんな歌詞書けないし…。」

と思う人もいるかもしれない。

 

でも、大丈夫。

もちろん、その人が持って生まれたものもあるけど

センスというのは、後からだって磨く事ができるんだ

 

ここからは、作詞のセンスの磨き方についてお話していくね!

良質な音楽、歌詞に触れる

作詞のセンスを磨きたいと思うのなら

良質な音楽、歌詞にたくさん触れる事が大事。

ここで言う、良質な音楽、歌詞っていうのは

あなたが「これは素敵だ!」と思えるものね。

それらを、どんどん自分の中にインプットするんだ。

 

これは、食事と同じ原理なんだよ。

身体に良い物を食べてれば、健康になるし

身体に悪い物を食べてれば、体調を崩すでしょ?

それとまったく同じ。

 

よく、ミュージシャンのインタビューで

「僕は、〇〇というバンドに夢中で、すごく影響を強く受けましたね。」

とか言ってるのを見るでしょ?

そのバンドの曲をたくさん聞いてきたから

自分の音楽性やセンスにも、その影響が出ているって事だよね。

つまり、耳から入ってきた音楽、歌詞っていうのは

必ずあなたの書く歌詞、作詞のセンスにも影響するんだ。

 

意識的にインプットするものを選ぶ事で

自分がアウトプットするものも、自然とそれに近づいていくんだ。

だから、自分が良いと思える作品を、どんどんインプットするといいよ!

 

もちろん、ただインプットするだけじゃなくて

分析、模範してみる事も大切。

その歌詞は、どんな風に書かれているか?

どんな表現をしているのか?

そういう事を分析して、それに倣って

自分も歌詞を書いてみる。

 

どんな事でもそうだけど、分析と模範というのは

一番の勉強になるからね。

言葉を使った様々な表現、作品に触れる

作詞のセンスを磨く方法は、音楽や歌詞に触れる事だけじゃない。

映画や小説、漫画やドラマなど

言葉を使った様々な表現、作品に触れる事で磨く事ができる。

 

例えば、スガシカオさんは

「小説家の村上春樹さんに影響を受けた」と言っているし

あいみょんさんは

「官能小説の比喩表現からインスピレーションを得てる」

って言ってるんだ。

 

こんな風に、音楽以外の言葉を使った表現、作品に触れる事で

作詞のセンスを磨く事ができるよ!

まとめ

今回は

作詞のセンスとは?そしてそれを磨く方法とは?

っていうお話だったけど、どうだったかな?

 

今回の話をまとめると

 

・作詞のセンスというのは、2つの要素がある

・1つは、メロディーにハマる歌詞が書ける事

・もう1つは、読んだだけで映像が浮かぶ歌詞が書ける事

・作詞のセンスは、後からでも磨く事ができる

・良質な音楽、歌詞に触れて、分析、模範をする

・言葉を使った様々な表現、作品に触れる

 

っていう事だったよね。

 

「自分にはセンスがない…。」

と悩む人も多いと思うけど、行動次第で

センスなんていくらでも磨けるよ!

 

だから、まずは今回僕がお伝えした事を

試してみてほしいなと思うんだ。

 

がんばってね。応援しています!

 

この記事を読んでいて

「作詞のセンスを磨きながら、曲も作りたい!」

って思う人もいると思うんだ。

 

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それじゃ

今日はこの辺で!

 

最後まで読んでくれてありがとうございました!

 

飯田 正樹

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