レイラ

「明日の事なんて俺は知らねぇ」と
のたまっていたのは
いつの日かの僕だ
「でも、明日の事なんて
誰にも分からないよ?」と
得意げな顔で笑う君

夕方5時ちょうど 駅前のロータリー
大きな荷物を背負って
歩いていく少年
「この街ともしばらくはお別れなんだな」
遠くの夕日に 手を振った

Yeah
レイラ ねぇ、レイラ
教えてよ
この世で一番綺麗なものを
レイラ ねぇ、レイラ
夢の在り処
そこまでの道のりを

「10年後にはこんな風になっていたいよ」
目を輝かせていた いつかの少年
けど、あれから十何年、時が経っても
何者にもなれていない いつかの少年

「こんなはずじゃなかった」
なんて言うなよ
物語りを勝手に終わらせないで
「明日の事なんて
誰にも分からないよ?」
あの日と同じ言葉で微笑んで

Yeah
レイラ ねぇ、レイラ
聞かせてよ 素敵なその歌声で
レイラ ねぇ、レイラ
弦の切れたフォークギターで
もう一回
レイラ ねぇ、レイラ
教えてよ
偶然みたいな運命を
レイラ ねぇ、レイラ
ドラマチックに震える瞬間を
僕らだけが描ける未来図を
誰もが驚くような結末を

作詞作曲 飯田正樹

編曲 渡辺貴志

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