ミュージックビデオを自分で作ろう!

こんにちは!

シンガーソングライターの飯田正樹です。

自分のオリジナル曲を作ったら、ミュージックビデオ(MV)も作りたいと思うよね?

「だけど、MVって作るのにめっちゃお金かかりそう…。」

って思っている人が多いと思う。

 

大丈夫。

MVを自分で作ればいいんだから。

 

今回のレッスンでは、ミュージックビデオの作り方について、解説していきます!

補足として、テキストも用意しておいたから、復習と確認として使ってみてね。

MVは自分で作れる

今の時代、MVだって、自分で作れちゃうんだよね。

 

「でも、高い機材とか、カメラとか必要なんでしょ?」

って思うかもしれないけど、カメラはスマホでOKだよ。

 

スマホってかなり画質も良いし、性能も良いからね。

十分、MV撮影に耐えうるんだよ。

 

例えば、このMVを見てほしい。

これ、僕がスマホだけで撮ったものなんだ。

どう?しっかり撮れてるでしょ?

 

スマホだけでも、これくらいなら全然いける。

だから、あなたも自分のスマホでMVを作ってみよう!

MV制作の流れ

こっからは、MV制作の流れを解説していくね!

構想を練る

まずは、どんなMVを撮りたいのか、構想を練ろう。

これをしっかりやっておかないと、全然進まないからね。

できるだけ具体的に、イメージを固めておくといいよ!

ロケハン

構想を練ったら、次はロケハンをしよう。

ロケハン=ロケーションハンティングの事。

 

つまり、どこで撮影をするのか、撮影場所を探しにいく作業の事だよ。

イメージ通りの撮影場所を見つけるのは、結構大変。笑

 

だけど、ロケハンをしないで撮影しようとすると

イメージ通りのMVは作れないし、撮影も難航する。

 

だから、しっかりとロケハンをしようね。

ロケハン時の注意点

ロケハンをしていて

「イメージ通りだから、ここで撮影したい!」

と思っても、撮影できない場所だったり、撮影の許可が必要な場合がある。

 

撮影の許可、法律については、コチラのサイトで分かりやすくまとめられているので、目を通してみてほしい。

 

撮影の許可については、法律上の取り決めは決まっているものの、実際はかなり曖昧。

MVに限らず、路上で撮影をしている人ってたくさんいるけれど

全員が許可を取っているかというと、そんな事はないのが現状。

 

人の流れを遮るような、大規模な機材を持ち込んでの撮影でなければ

ほとんどがセーフというのが、実情だと思う。

 

実際、僕がMVを撮影した時も、許可は取っていなかったからね。笑

※路上での許可なしの撮影については、自己責任でお願いします。

 

人目が気になる人や、路上での撮影に抵抗がある場合は

撮影スタジオを借りるという方法もあるから、覚えておいてね。

通行人の映り込み

路上で撮影する場合、通行人の映り込みには気を付けよう。

「勝手に撮影された!」というようなトラブルに繋がりかねないからね。

もしそうなってしまった場合は、丁寧に謝罪をして、すみやかに撮影を中止しよう。

 

だから、なるべく人通りの少ない場所で、撮影する事を心がけよう。

キャスティング

MVって、ただアーティストの演奏場面だけのものじゃなくて

他にも色んな人物が登場する事があるよね。

 

例えば、ストーリー仕立てにするとかね。

そうなると、それように人材をキャスティングしないといけない。

出演交渉

出演交渉に関しては

周りの友達に相談してみるとか、知り合いのお願いするのがベターだね。

もちろんタダでお願いするのは申し訳ないから、それなりにお礼は用意しよう。

僕の場合は、お酒好きな友達だったから、お酒をごちそうしました。笑

 

周りに頼める人がいない場合は、自分で演じるか、演奏シーンや風景だけで撮る事もできるよ!

 

プロの役者さんや、劇団員の方にギャラをお支払いして、お願いするっていう方法もあるけど

演技指導をしたり、しっかり台本を用意するのも大変だし

出演費が高額になってしまう場合が多いので、そこは手間と予算を考えてから依頼しよう。

カメラアングル、カメラの位置決め

構想も練って、ロケハンして、キャスティングも済ませたら

実際に撮影現場に行って、カメラのアングル決めや、カメラの位置決めをしよう。

 

どういう角度で撮るか、どれくらいの距離から撮るかで

映像の印象って、大きく変わってくるからね。

 

例えば

・遠くから全体を引いて撮る

・斜め下からあおり気味で撮る

・上から俯瞰して撮る

・顔のアップ

・手元のアップ

 

とかね。

色んなパターンがあると、見ごたえのあるMVになるよ!

 

場合によっては、複数のカメラ(スマホ)で撮影する事もある。

ちなみに僕は、撮影用のスマホを中古で買い足しました。笑

撮影

ここまでできたら、実際に撮影しよう!

 

撮影する時は、場所やマナー、周りの人への配慮、天候や、時間帯にも気を付けてね。

撮影時の持ち物

撮影時の持ち物は

 

・カメラ(スマホ)

・三脚

・照明

※撮影場所が暗くなければ、なくてもOK

・ジンバル(手振れ防止用の機材)

※カメラを固定しての撮影なら、なくてもOK

 

なんかが必要だけど

演奏シーンを撮影する時は、音源を流すスピーカーも忘れずに!

MVって音源に合わせて演奏しているフリ(当てフリ)をするから

音源を聞きながら撮らないと、映像と音源でズレが出てきちゃうからね。

 

これがズレてると、非常にかっこわるいんだ。笑

だから、必ずしっかり音源が聞けるスピーカーを持っていこう!

編集

撮影が終わったら、あとは編集するのみ!

「でも、編集なんてやった事ないし…。」

って人が、ほとんどだと思う。

 

僕もそうだったから、不安な気持ちは分かる。

だけど、未経験でも自分でMV作れたんだよね。

まずは、自分でチャレンジしてみてほしい!

 

いきなり高価なソフトを買わなくても、スマホのアプリや

無料の映像編集ソフトもたくさんあるからね。

おすすめの編集ソフト&アプリ

最初は、無料のソフトやアプリで挑戦してみよう!

 

おすすめは

Movie Maker(Windows)

iMovie(Mac、iPhone、iPad)

この2つだね。

 

どちらも、初心者でも扱いやすいものになっているよ!

僕も一番最初は、この2つから映像編集をはじめました!

 

こまかい操作方法については、ネットで調べながら

実際に映像ソフトを動かしてみて、覚ていくしかない。

最初はうまくいかなくて、イライラするかもしれないけど

映像編集も音楽と同じで、試行錯誤しながら

コツコツ少しずつ学んでいくのが、一番近道だなと思います。

 

映像編集に慣れてきて、もっと高性能なソフトがほしくなったら

 

Filmora(Windows、Mac)

Power Direct0r(Windows、Mac)

Adobe Premiere Pro(Windows、Mac)

 

などの有料ソフトを購入するのもアリ。

この中でも「Filmora」は、リーズナブルだし、操作も簡単なので、初心者の人にもおすすめ!

超本格的な編集をしたいと思わなければ、これで十分だし、僕も使っています。

 

逆に、プロみたいな映像編集がしたいと思うのであれば

「Power Director」や、「Adobe Premiere Pro」を使うといいよ。

価格も高い分、かなり細かいところまで編集ができる。

その分、扱いは難しめ。

 

 

映像編集をやってみて

「編集は自分には無理だな…。」

と思ったら、編集だけ外注するのもアリ。

 

「MV 編集 代行」「映像 編集」

などのキーワードで検索して、お願いできる人を探してみよう!

撮影から編集まで、すべてをお願いするよりも、遥かに安く

MVを作る事ができるからね。