耳コピの流れ、押さえておくべきポイントとは?

こんにちは!

シンガーソングライターの飯田正樹です。

初めて聞く曲を聞いて

「この曲のコード進行ってどうなってるんだろう?どうやって弾いているんだろう?」

って思った事はないかな?

 

そんな時に役立つのが、「耳コピ」なんだ。

耳で聞いて、コードやフレーズをコピーするから、耳コピね。笑

 

でも、何も考えないでやみくもにやろうとしても、耳コピは難しい。

流れと、押さえておくポイントが重要なんだ。

 

今回のレッスンでは、耳コピの流れと、押さえておくべきポイントについて、お話をしていきます!

コードを特定する

まずは、その曲に使われているコードを特定しよう。

 

「そんな事言っても、それが難しい…。」

って最初は思うかもしれない。

 

でも、大丈夫!

コード進行っていうのは、ある程度のパターンが決まっているんだ。

だからまずは、この曲は、どのパターンに当てはまるのかを探していこう。

 

※コードのパターンについて、詳しくは、こっちのレッスンを見てね。

ダイアトニック・コードを使った、コード進行の定番パターン 初級編

Keyを特定する

コードが特定できたら、そこからKeyを特定していこう。

※Keyについては、こちらのレッスンを見てみてね!

Keyってなに?簡単に解説します!

 

Keyが特定できれば、そのフレーズがどういうスケール(音階)で、作られているのかが分かるからね。

どのポジションで弾かれているのか特定する

Keyが特定できたら、そのフレーズがどのポジションで弾かれているのかを特定していこう。

 

ギターっておもしろい楽器で、指板上の違う場所に同じ音が存在する。

例えば、6弦8フレットと、5弦3フレットは同じ音。

つまり、同じフレーズでも、弾き方にはいくつかのパターンがあるんだよね。

 

そして、ここからが超大事な事で

同じ音で作られたフレーズだとしても、ポジションによって、音のニュアンスが違う。

実際に音を出して聴き比べながら、ポジションを探っていこう。

アーティストのクセを見つける

同じアーティストの曲を何曲も耳コピしていると

「あ、この人ってこういうクセがあるな…!」

っていうのが分かってくる。

 

そのクセが分かると、耳コピもしやすくなるし、自分の中のギターの引き出しも増えるよ!

耳コピに慣れる

ここまで色々とお伝えしてきたけど

「なかなかできない…。」

って思っている人もいるかもしれない。

 

うんうん、分かるよ。

最初は難しいよね。

 

そんなあなたに、一番のポイントを教えます。

1番重要な事は、とにかく何度も耳コピして、耳コピに慣れるって事。

 

すっごく単純で、当たり前すぎる事だけど、本当にこれが大事。

何度もやる事で、耳や感も鋭くなって、耳コピもしやすくなるからね。

 

耳コピができると、知らない曲や、楽譜がない曲でも弾けるようになるから、ぜひチャレンジしてみてね!