こんにちは!
シンガーソングライターの飯田正樹です。
Twitter @mizu_mizuchan
あなたは他のミュージシャンに
「今度、対バンしよーぜ!」
って言われて、何の事だか分かる?
僕は最初、なんの事だか分からなくて
「え?対バンってなに・・・?」
って思いながら、なんとなくあいずちを打ってた…。
…うん、こういうところは良くないところだね。直します。笑
簡単に言うと
自分以外の出演者と、同じ日に同じライブやイベントに出ること。
今日は
対バンについて、話してみようかな!
[ad#ad1]
対バンの意味
さっきも軽く説明したけど
「対バン」っていうのは
対決するバンド
って意味。
「対決??」
って思うよね。笑
もっと分かりやすく言うと
同じ日に、同じ会場で出演する共演者の事ね。
アマチュアのミュージシャンが演奏する機会が多い、街にあるライブハウス(収容人数100~300人くらい)のとこだと
対バン形式で主演する事が多いのね。
対バン形式っていうのは、たとえばその日のライブやイベントの出演者が5組いたとして
1組、15~40分などの決まった持ち時間でライブをすること。
とくに
ライブをはじめたばかりミュージシャンだと、ワンマンライブ(単独公演)をするほど曲数もないし、集客力もないから
ほとんどが対バン形式でライブする事になるんだよね。
[ad#ad1]
対バンのメリットとデメリット
対バン形式のライブって、出演する側にも、観に来る側にも
メリットとデメリットがあってさ。
ここでは、それについて書いていこうかな。
対バンのメリットは
出演する側のメリット
・対バンのアーティストと仲良くなる事ができる。
・自分と似てるタイプのアーティストと出会える事がある。
・各アーティストが連れてきたお客さん同士の音楽の好みが近い可能性がある。
・チケットノルマ(ライブハウスが出演アーティストに課すチケットの販売ノルマのこと)が少なくて済む。
観に来る側のメリット
・自分の目当てのアーティスト以外も観れる。
・知らないアーティストやバンドに出会える可能性がある。
って事かな。
対バンを通じての出会いで、僕はたくさんの素敵な出会いをしてきた。
ほんと、運命って呼んでもいいと思ってるような出会いもいくつもあったよ。
そういう仲間と一緒に企画をやったり、コラボレーションしたりもした。
これは、対バンの絶対的なメリットだと思う。
お互いのお客さんが喜んでくれたのも嬉しかったなぁ。
対バンのデメリットは
出演する側のメリット
・演奏時間が短い。
・自分とはまったく違うジャンルのアーティストと一緒に出演させられる事がある。
・他のアーティストを観に来たお客さんの音楽の好みと、自分のやってる音楽にズレがある可能性がある。
観に来る側のメリット
・自分が目当てのアーティストの出演時間が短い。
・興味のないアーティストやバンドのライブを観なきゃならない。
って事だと思う。
この中でも特に
出演時間が短いっていうのと、興味のないアーティストやバンドと共演しなきゃいけない、観なきゃいけないっていうのは
アーティスト側にとっても、お客さん側にとってもデメリットだよね。
あとね
これは結構よくある事なんだけど
明らかにレベルの違うアーティストやバンドを、一緒の日に出演させるのもどうかと思う。
ライブハウスのブッカー(出演者を集めるスタッフ)に
「本当にそのライブに、それだけのお金を払う価値があるって思ってるの?」
って聞きたくなるような組み合わせのライブもたくさんあるからね。
ライブの価値については、こっちの記事で詳しく書いてるから、読んでみてほしい!
[ad#ad1]
まとめ
今回は
対バンについての話だったけど、どうだったかな??
簡単に今回の話をまとめると
・「対バン」とは、自分以外の出演者と、同じ日に同じライブやイベントに出ること。
・対バン形式のライブには、メリットとデメリットがある。
って事だったよね。
「対バン」って言葉がどこから生まれたのか分からないし、いつから始まったのか分からないけどさ。
現役ミュージシャンとして、この対バン形式のライブや、ライブハウスの現状について、思う事はいろいろあるわけです。笑
問題意識も持たないで、ただただノルマを背負ってライブを重ねるのは違うなと僕は思う。
音楽で収入を得たいなら、尚更ね。
それについては、こっちの記事でまとめてるから、良かったら見てみて!
それじゃ今回はこのへんで終わりにしよう!
最後まで読んでくれてありがとうございました!
飯田正樹