伝説のギター弾き!ジミ・ヘンドリクスのすべて

こんにちは!

シンガーソングライターの飯田正樹です。

Twitter @mizu_mizuchan

あなたは

伝説のギタリスト、Jimi Hendrix(ジミ・ヘンドリクス)

を知ってるかな?

 

「サイケデリックロック」と形容される、薬物の使用による幻覚などの体験を、ロックで体現した音楽スタイルで

1966年~1970年までの短い活動期間にもかかわらず、数々の名演、名作を残した。

 

そして

現代のギタリストで

それが意識的だとしても、無意識だとしても、ジミ・ヘンドリクスの影響を受けてないギタリストはいない。

って言われるくらい、偉大なギタリストなんだ。

 

今日は

伝説のギタリスト、ジミ・ヘンドリクスについて

僕の知る限りのすべてを話していこうと思うよ!

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もくじ

ジミ・ヘンドリクスとは?

伝説のギタリスト、ジミ・ヘンドリクス。

本名、ジェームス・マーシャル・ヘンドリクス。

通称、ジミヘン。

出生時の名前は、ジョニー・アレン・ヘンドリクス。

 

彼の人生は27歳で幕を閉じるんだけど、生涯を一気に解説するとちょっと長くなるから

彼の人生をいくつかの章に分けて、紹介していこうと思うよ!

誕生~幼年期

1942年11月27日。

ワシントン州シアトルにて

アフリカ系アメリカ人の父親と、インディアンの母親の間に産まれ

ジョニー・アレン・ヘンドリクス

と名付けられる。

 

でも

母親が17歳でジミヘンを産んで間もなく、幼いジミヘンを残して、行方をくらましたんだって。

その時、父親は第2次世界大戦のために軍隊に出征中だったから、ジミヘンは母親の姉夫婦に育てられたみたい。

ジミヘンが3歳の頃、父親が戦争から帰ってきて、ここから父と子2人での生活がはじまった。

この頃に名前を、ジェームス・マーシャル・ヘンドリクスに改名したらしい。

これが本名と出生名が違う理由なんだ。

少年期

ジミヘンは15歳でギターにはじめて触れて、それから独学でギターを学んでいったみたいなんだけど

この時代にはインターネットはもちろん、ギターの教則本とかもないからさ

自分でギターの弾き方を学ぶしかないわけ。

ジミヘンはもちろん、この時代のギタリストはみんな、レコードを聞いて、耳と感覚で練習してたんだって。

…僕だったら途中で心折れそう。笑

さらにジミヘンは、テレビアニメのBGMや効果音も、熱心に練習してたらしい。

さすがとしか言いようがないよね。

 

ジミヘンは18歳の時、車の窃盗罪で逮捕。

投獄されるのを回避するために、陸軍に志願して、入隊したんだって。

でも、ジミヘンは軍隊にまったく興味がなくて「薬物とギターにしか興味を示さない劣等兵」って当時の記録には残ってるみたい。笑

この年代のミュージシャンは、薬物を使用している人がたくさんいたんだけど

ジミヘンも例に漏れず、同じように薬物中毒だった。

最初に書いたけど、後に「サイケデリックロック」と呼ばれる

薬物の使用による幻覚を体現するような音楽をやるようになったのは

薬物を使用している時の体験が影響してるんだろうね。

 

ジミヘンはその後、パラシュートの降下訓練時に負傷。その結果、軍隊を除隊処分になったらしい。

もともと、早く軍隊を抜けて、音楽をやりたかったんだろうね。

軍隊を除隊後に、ジミヘンは本格的に音楽活動を開始。

 

最初は無名のミュージシャンからのスタートだったみたいだけど、ずば抜けた音楽センスですぐに頭角を現していった。

その後、ジミヘンは有名ミュージシャンのバックバンドに参加。

全米各地へのツアーなんかにも同行してたみたい。

青年期~デビュー

1966年、7月。

23歳になったジミヘンは

ビートルズとも交流のあった、イギリスのロックバンド「アニマルズ」のべーシスト、チャス・チャンドラーに見いだされて

同年、9月にアメリカからイギリスへ渡る。

 

そして1966年、10月。

ジミヘンは、イギリス市内のクラブで演奏をしながら

ベースのノエル・レディングとドラムのミッチ・ミッチェルと共に

自分のバンド「Jimi Hendrix Experience(ジミ・ヘンドリクス エクスペリエンス)」を結成。

 

余談だけど

この頃に、後に「ギターの神様」と呼ばれるようになる天才ギタリスト、エリック・クラプトンとジミヘンがはじめて顔を合わせたんだって。

クラプトンにとって、ジミヘンとの出会いは衝撃的だったらしいよ。

「誰もジミのように弾く事はできない。」

って言ってたみたいだから、クラプトンがどれだけの衝撃を受けたのかが分かるよね。

 

ジミヘンの演奏はあまりにも凄すぎて、あっという間に評判が広がっていって

一般の観客はもちろん、音楽業界関係者にもすぐに名前が知れ渡ったんだって。

あのビートルズや、ストーンズのメンバーも、連日のようにジミヘンのライブを観にきてたらしい。

その絵を想像するだけで、すごすぎるよね。笑

 

1966年、12月「Hey Joe/Stone Free」でレコードデビュー。

全英4位を獲得して、ジミヘンは一気にスターの座につく。

アメリカ凱旋

1967年、6月。

ジミヘンがイギリスに渡ってから約1年後。

ジミヘンは「ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス」として

カリフォルニア州モンタレーで開催される、世界初の本格的野外フェス「モンタレー・ポップ・フェスティバル」に出演するため

アメリカに凱旋する。

 

そしてジミヘンは、このモンタレーのフェスで

ロック史に残る、伝説的なパフォーマンスを繰り広げる。

それは

ステージ上でギターを燃やす

という、他の誰も考えない、奇抜なパフォーマンスだった。

よく考えたよね、こんなパフォーマンス。笑

 

モンタレー・ポップ・フェスティバルのステージで繰り広げた

圧倒的な演奏力と、ギターを燃やす奇抜なパフォーマンスで

ジミヘンは、母国であるアメリカでも、一気にその知名度を上げた。

 

ちなみに、このフェスにジミヘンが参加する事になった経緯は

ビートルズのべーシスト、ポール・マッカートニーが

「ジミの参加しないフェスなんかありえない!」

って、ジミヘンの出演を猛プッシュしたかららしい。

エクスペリエンス解散~新バンド結成

バンドは有名になったけど、その代償は大きかったみたい。

過密スケジュール、精神的なストレスによるメンバー間でのいざこざ。

それに嫌気が差したプロデューサーの離脱。

そしてベースのノエル・レディングスの脱退。

1969年、6月。

結成から2年半を迎えた頃、エクスペリエンスは解散する事になる。

 

ジミヘンは、残ったメンバー、ドラムのミッチ・ミッチェルと

軍隊時代の友人、ベースのビリー・コックスを迎えて

新しいバンド「Gypsy suns&Rainbows(ジプシー・サンズ&レインボウズ)」を結成。

 

そして1969年、8月。

このジミヘンの新バンドは

ニューヨーク州サリバンで開催された野外フェス「ウッドストック・フェスティバル」に出演。

 

「ジプシー・サンズ&レインボウズ」は

ギター、ベース、ドラムに加えて

コンガやパーカッション、さらにジミヘン以外にもう1人ギターを迎えた、大所帯バンド。

 

3日間に及んで開催されたフェスの最終出演者として、朝の8時半に出演したらしくて

3日間で40万人もいたお客さんも、この頃にはだいぶ帰ってたんだって。

ジミヘンのライブを観たお客さんは、2万5000人くらいしかいなかったみたい。(それでもすごいけど。笑)

でも

この日のライブは、伝説的なライブとして語り継がれてるんだよ。

 

ジミヘンはライブ中に、アメリカ国歌の「The Spangled Banner」を演奏したんだけど

この曲の中で、爆撃機の音、爆撃から逃げる人々の悲鳴までギターで表現した。

普通、こんな音をギターで表現しようなんて思わないでしょ?

ほんとに発想が常人離れしてるなと思う。

 

このフェスの後「ジプシー・サンズ&レインボウズ」は解散。

解散の原因は、ジミヘンが多人数をまとめあげるには経験不足だったこと

マネージメント側が、大所帯バンドを望んでいなかった事らしい。

 

1969年、10月。

ジミヘンはベースのビリー・コックス、ドラムのバディ・マイルスと

メンバー全員が黒人の、新バンド「Band Of Gypsys(バンド・オブ・ジプシーズ)」を結成するも、わずか3ヶ月で解散。

ジミヘンとバディ・マイルスとの関係がうまくいかなった事、黒人3人組をマネージメント側がよく思わなかった事が解散の原因とされてるみたい。

ちなみにジミヘンがデビューした時のバンド、エクスペリエンスは、ジミヘン以外は白人だったんだよね。

バンド解散~亡くなるまで

「バンド・オブ・ジプシーズ」解散後は

元メンバーのドラムのミッチ・ミッチェル、ベースのビリー・コックスを迎えて

アメリカ、ヨーロッパ、ハワイなんかでライブをしていたみたい。

この頃、ニューヨークに自分のスタジオ「エレクトリック・レディ・スタジオ」を作ったんだって。

 

そして1970年、9月18日未明。

ジミヘンは、27歳でこの世を去る。

死因は、酒と睡眠薬を併用した事による、睡眠中の嘔吐物での窒息死とされてるみたい。

 

27歳だよ?若すぎるよ。

ジミヘンの活動年数は、デビューしてから数えたら、たったの4年ちょっと。

その間に数々の名作、名演を残して

誰も考えつかなかったような奏法で、ギターの可能性を広めた。

これが、ジミヘンが

死して尚も語り継がれる、伝説のギタリスト

と呼ばれる要因なんだよ。

 

こうやって彼の半生を振り返ってみると

本当に壮絶な人生だったんだなって思う。

でも、あまりにも短すぎるよね。

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ジミヘンの使用ギター

ジミヘンはいくつかの種類のギターを使っていて

Giboson(ギブソン)社のLes paul custom(レスポールカスタム)や

同じくGibson社のFlying V(フライングブイ)や、SG(エスジー)なんかも使ってたんだけど

ジミヘンの使用ギターとして一番有名なものと言えば

やっぱり

Fender(フェンダー)社のStrarcaster(ストラトキャスター)ってギターだね。

strato

ストラトキャスターってこういうギターね。

 

その中でも

ジミヘンが使ってたストラトキャスターで、1番印象的なものと言えば

60年代後半から製造されていた、ラージヘッドのストラトキャスター。

これがどういうものか簡単に説明すると

ストラトキャスターのヘッド(ギターの先端)には「スモールヘッド」と「ラージヘッド」っていう2種類のタイプがあるんだけどさ。

 

スモールヘッドはこんな感じで

small

ジミヘンが使ってた事で有名なのは、ラージヘッドの方だね。(スモールヘッドのものも使ってるけど。)

large

ジミヘンがストラトキャスターを使い出すまで

ストラトキャスターの人気は下降していて、製造中止に追い込まれそうになってたんだって。

それがジミヘンがストラトキャスターを使い出して、ものすごい演奏をするもんだから

そっから一気に人気に火がついた。

今でもストラトキャスターがエレキギターの大道機種として残っているのは、ジミヘンのおかげだと思う。

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ジミヘンのギタープレイの特徴

ジミヘンのギタープレイの特徴を挙げると

 

・エフェクターを使用した、独創的なギターの音

・右利き用のギターを逆さまに構え、左利きで演奏した

・繊細なギターコントロール

・半音下げチューニングを多用した

・アーミングを駆使した、他の誰も思いつかなかった表現方法

・ギターを燃やす、歯で弾くなどの、過激なライブパフォーマンス

 

って事だと思うんだけど

1つずつ、詳しく見ていこっか!

エフェクターを使用した、独創的なギターの音

ジミヘンは

様々な種類のエフェクター(ギターの音を変える機材)を駆使して、ギターを爆音で演奏した。

ジミヘンが使用したエフェクターの中で、代表的なものを挙げると

 

・ファズ(音を歪ませるエフェクター。)

・オクタヴィア(オクターブ上、もしくはオクターブ下の音を足すエフェクター。)

・ワウペダル(踏み込む具合によって、連続的に強調する音域を可変させるエフェクター。)」

・ユニヴァイブ(音が波立つような効果を持つエフェクター。)

 

この4つかな。

これらを組み合わせて、誰も聞いた事ないような独自の音を作ってたんだ。

ジミヘンはかなり研究熱心な人だったらしくて

スタジオで何時間もエフェクターの研究をして

このエフェクターを作った人達も想定してなかったような、斬新な音を作り出していったんだって。

右利き用のギターを逆さまに構え、左利きで演奏した

ジミヘンは左利きなんだけど(文字を書く時は右手で書いてたらしく、変則的な利き手だったって説もある。)

右利き用のギターを左右逆さまに構えて、左利きで演奏してたんだ。

これをやるとどういう事が起こるかって言うと

 

ギターのコントロール(音質や音量を変える回路)が

普通にギターを構えて、手の下側にくるんだけど

左右逆さまに構えると、手の上側にくるんだよ。

 

画像で見せると、こんな感じね。

contlol

この位置にコントロールがあると、細やかにコントロールをいじれるようになるんだよね。

次に詳しく書くけど、ジミヘンは本当に細かくギターのコントロールをいじってたみたいだから

それも1つの狙いだったのかな。

繊細なギターコントロール

「ジミヘンって派手なギターを弾いてる人」

ってイメージが強いけど

とんでもなく繊細にギターをコントロールできる人なんだよ。

 

ピッキング(ギターを弾く動作)の強弱はもちろん

ギターのコントロールを細かにいじることで

繊細にギターの音色をコントロールしてた。

 

これって本当にむずかしい事で

ギター弾いてる本人の感覚と、さじ加減でやってくしかないんだけど

ジミヘンは本当にそれがうまかった。

 

ピッキングの強弱の重要性については

この記事でまとめてるから、読んでみてね。

ピッキングの強弱!ギターのダイナミクスについて

半音下げチューニングを多用した

ジミヘンの楽曲は、ギターを通常のチューニングから半音下げたチューニングで演奏されたものが多い。

これはジミヘンの歌声の高さに、ギターの音程を合わせるためと

ギターの弦を押さえやすくするためだったんじゃないかって言われてる。

ジミヘンは自分の歌にあんまり自信がなかったみたいだから、曲のキー(曲全体の音程)を下げて歌いたかったのかな。

 

半音下げチューニングについては、この記事でたっぷりと書いてるから読んでみて!笑

ギターの半音下げチューニングのやり方

アーミングを駆使した、他の誰も思いつかなかった表現方法

ジミヘンは、ストラトキャスターに搭載されている「シンクロナイズドトレモロ」の使い方を大幅に広げた。

この「シンクロナイズドトレモロ」がどういうものか、簡単に説明すると

ギターの弦が張ってある場所の裏側に、バネが張られてて

弦の張力と、アームを支えているバネの張力で弦を支えてるのね。

簡単なイメージで説明すると

弦の張力とアームのバネの張力が綱引きしてるようなイメージかな。

 

シンクロナイズドトレモロには、その綱引きのバランスを動かせるアームがついてて

それを使って音を揺らす事を「アーミング」って言うんだ。

アーミングについては、詳しくはこの記事を読んでね!

音を揺らせ!ギターのアームの使い方と調整法を紹介

 

ジミヘンはこのアーミングって奏法を使って

「エレキギター」という楽器の概念を、根底から覆したと言っても過言ではないと思う。

さっきも書いたけど

本来、アーミングっていうのはかすかに音を揺らすために使うんだけど

ジミヘンのアーミングは、音程を急激に下げたり、激しく音を揺さぶる

他の誰も考え付かなかったようなものだったんだ。

ギターを燃やす、歯で弾くなどの、過激なライブパフォーマンス

ジミヘンのライブパフォーマンスは

ステージ上でギターを燃やしたり、歯でギターを弾いてみたり、ギターを背面に背負って弾いてみたり

とにかく派手で過激なものがたくさんある。

そんな事、他の人はやってないからね。かなりのインパクトがあっただろうね。笑

 

ジミヘンは「ライブをどういう風に魅せるか」っていう事をすごくよく考えてたんだなと思うな。

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ジミヘンの名言

ジミヘンは、数々の名言を残してるんだ。

やっぱり天才は言葉にも重みがあるもんだね。笑

 

ここではジミヘンの名言を、いくつか紹介してみようと思うよ!

俺が10時間ギターを練習して「あぁ 頑張ったな」と思っても、どっかの誰かは11時間練習してる。そういうもんさ。

なんか「世界は広いんだなぁ。」って思わせられる言葉だよね。

上には上がいるって言うかさ。伝説のギタリストもそんな事を思うんだなって。

あと

自分がどんだけ頑張ったと思っても、どっかの誰かはさらにがんばってる。そういうもんさ。

って言葉を聞くと、ジミヘンはおごりのない人なんだなぁーって思う。

左手で握手してくれ。こっちの方がハートに近いから。

ジミヘン、イケメンかよ!笑

左手での握手って「さよなら。」とか「あなたには2度と会いたくない。」って意味らしくて

あんまり良くないとされてるけど

こっちの方がハートに近いから。

なんて言われちゃったら、左手で握手したくなっちゃうようね。笑

愛国心を持つなら、地球に持て。魂を国家に管理させるな!

これもすごい名言だよね。

魂を国家に管理されるな。

なんて

常人じゃなかなか思いつかない発想だと思う。

すごく「自分」というものを持ってた人なんだね。

俺の言う事など誰にも分かりはしない。俺には俺の人生が分かる。死が訪れた時に死ぬのは俺さ。だから俺が生きたいように生かせてくれ。

どう?この名言。

俺が生きたいように生かせてくれ。

ってすごく共感できるな。

僕は、ジミヘンのそういう生き方がカッコ良いなーって思うんだよね。

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ジミヘンの代表曲

数ある作品の中から

ここでは、ジミヘンの代表曲を紹介!

きっとあなたも聞いた事がある曲もあるはず!

Purple Haze(パープルヘイズ)

ジミヘンと言えばこの曲!

印象的なテーマフレーズが頭から離れない。

初めて聞いた時の衝撃は忘れられないなぁ。

Fire(ファイア)

激しい演奏が特徴的な曲。

Little Wing(リトルウィング)

ジミヘンはギターのコントロールがうまいって言ったけど

この曲はすごく分かりやすいと思う。

ギターのコントロールと、ピッキングの強弱でギターの音にバリエーションを出している。

Red House(レッドハウス)

ジミヘンの音楽のルーツはブルースなんだけど

ジミヘンがブルースをやるとこうなる!って曲。

ブルースについては

この記事で詳しく解説してるよ!

ギターで奏でる黒人音楽!ブルースの起源とおすすめ曲

Voodoo Child(Sligh Return)(ブードゥチャイル スライトリターン)

さっき書いた「ワウペダル」っていうエフェクターの音が印象的な曲。

この曲のテーマフレーズは、堂本剛さんの番組「堂本剛のしょうじきしんどい」って番組で使われてたから聞いた事あるかもね。

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ジミヘンに影響を受けたアーティスト

ジミヘンに影響を受けたアーティストはたくさんいると思うけど

ここではその中でも僕がおすすめするアーティストを紹介!

 

Char(チャー)

Charは

日本を代表する、ロックギタリスト。

 

Charさんのギタースタイルは色んなギタリストに影響を受けてると思うんだけど

その中でもジミヘンの影響は大きいと思う。

ジミヘンのアーミングもすごいけど、Charさんのアーミングもすごいんだよ。

アーミングって、あんまり激しくやるとギターのチューニングが狂うんだけど

Charさんは、かなり大胆にアーミングをしても、チューニングが狂わない。

チューニングが狂わないようなアーミングを知ってるんだろうね。

John Frusciante(ジョン・フルシアンテ)

ジョン・フルシアンテは

元・RED HOT CHILI PEPPERS(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)のギタリスト。

 

ジョン・フルシアンテのギターは「現代版ジミ・ヘンドリクス」って感じがして好き。

ジョンはジミヘンよりもたくさんエフェクターを使ったりしてるけど、根底にある世界観は近い感じがするんだよね。

もしもジミヘンが今も生きていたら、ジョンのようなギタリストになっていたかもしれないね。

 

ジョンって本当に「ギターに人生をかけてる人」ってイメージがあってさ。

人気バンドであるレッチリ(RED HOT CHILI PEPPERSの略称)に加入した後、突然脱退をして

その後に麻薬中毒になって、歯がすべて抜け落ちて、麻薬欲しさにギターも全部売り払って。

それでもジョンは音楽の世界に帰ってきたんだ。

ほんとに「ギターしかない!」と思ったんだろうね。

Jeff Beck(ジェフ・ベック)

ジェフ・ベックは

エリック・クラプトン、ジミー・ペイジと並んで「3大ロックギタリスト」と呼ばれるギタリスト。

 

ジェフ・ベックのギターって「別方向進化版ジミ・ヘンドリクス」って感じがするんだよ。

ジミヘンがやってた事を、もっと丁寧で繊細な方向に進化させたらこうなるんじゃないかってギター。
ジミヘンの荒々しさとは別方向に進化したギターだなって思う。

 

ジェフ・ベックはジミヘンのライブを初めて観た時

「あぁ 今の俺はギタリストなんかじゃないなって思ったんだ。」

っていうエピソードがある。

それほどまでに衝撃的なライブだったんだろうね。

Eric Clapton(エリック・クラプトン)

エリック・クラプトンは

ギターの神様と呼ばれる、ギタリスト。

 

クラプトンのギターのプレイスタイルは、ジミヘンとはまったく違う。

ジミヘンみたいに激しく音を歪ませる(ひずませる)事もあまりないし

ジミヘンのように激しいアーミングをするわけじゃない。(って言うか、そもそもアームを使わない。)

それでもクラプトンはジミヘンに影響を受けてるなって感じるし、クラプトンのジミヘンのカバーにも敬意も感じるよ。

2人は親しい友人だったみたいだしね。影響受けてない方が不自然だよ。

ギターの神様と呼ばれるクラプトンでさえ

「ジミの演奏は別の次元にある。俺たちとは何もかもが違う。」

って言ってるんだって。

さらに

「ジェフ・ベックと俺が2人がかりでも、ジミには敵わない。」

とまで言ってるらしい。

ジミヘンがどんだけ偉大なギタリストだったのかが分かるエピソードだよね。

オワリカラ

オワリカラは

「日本人版ジミヘン」と呼べるような、タカハシヒョウリさんが率いる4人組ロックバンド。

 

オワリカラのボーカルギターのタカハシヒョウリさんをはじめて見た時

「うわー!ジミヘンみたいだ!」って思ったのを覚えてる。

タカハシさんもジミヘンと同じ左利きなんだよね。

右利きの僕としては、うらやましく思ったよ。笑

244 ENDLI-x(ツヨシ エンドリクス)

244 ENDLI-xは

KinKi Kidsの堂本剛さんのソロプロジェクト。

 

ジミヘンをもじったようなアーティスト名から、堂本剛さんのジミヘン愛を感じるよね。笑

さっきも言ったけど、自分の番組でジミヘンの曲を使うくらいだからね。

本当に好きなんだろうなーって思う。

音楽的にもジミヘンの影響がうかがいしれる。

mizu plus(ミズプラス)

mizu plusは

幻想的なサウンドと、耳なじみの良い楽曲が特徴の2ピースバンド。

とか紹介してみたけど。

これ、僕のバンドです。笑

 

なんでここで紹介したかと言うと

「ジミヘンみたいに生きれたら。」

そう思って、ジミヘンをイメージした曲を作るくらい、ジミヘンに影響を受けてるからなんだ。

僕とジミヘンでは音楽のジャンルは全然違うし、出してるギターの音も違うけど、僕はジミヘンから強い影響を受けてる。

ちなみにこの曲のサビ(2:27~)の歌詞にジミヘンも登場するし

曲の後半(3:18~)にジミヘンの代表曲「Purple Haze」のテーマフレーズも出てくるよ。笑

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まとめ

伝説のギタリスト、ジミ・ヘンドリクスについての今回の話

そうとう長くなっちゃったけど、どうだった?笑

 

このなが~い話をなんとかコンパクトにまとめると

 

・ジミ・ヘンドリクス 通称ジミヘンは、死しても尚語り継がれる伝説のギタリスト。

・現代のギタリストでジミ・ヘンドリクスの影響を受けてないギタリストはいない。

・ジミヘンは「Jimi Hendrix Experience」「Gypsy suns&Rainbows」「Band Of Gypsys」などのバンドで活動していた。

・ジミヘンの使用ギターと言えば、Fenderのストラトキャスター。ラージヘッドのモデルを使用した。

・「ファズ」「オクタヴィア」「ユニヴァイブ」「ワウペダル」などのエフェクターを使用して、独自のギターの音を作り出した。

・右利き用のギターを逆さまに構えて、左利きで演奏するスタイル。

・半音下げチューニングを多用した。

・ギターを燃やす、歯でギターを弾く、背中にギターを回して弾くなどの過激なライブパフォーマンスが特徴。

・「左手で握手してくれ。こっちの方がハートに近いから。」など、数々の名言を残した。

・ジミヘンの代表曲は「Purpl Haze」「Fire」「Little Wing」「Red House」「Voodoo Child(Sligh Return)」など。

・ジミヘンに影響を受けたミュージシャンは「Char」「ジョン・フルシアンテ」「ジェフ・ベック」「エリック・クラプトン」「オワリカラ」「244 ENDLI-x」「mizu plus」など。

 

って感じだね。

 

てか

まとめても長い。笑

 

ジミヘンが亡くなってから、もう何十年も経つけど

「ジミヘンがもしもまだ生きていたら、どんな音楽をやっていて、どんなギターを弾いていたんだろう?」

ってたまに思ったりもする。

それは誰にも分からないけど、きっと誰もがびっくりするような音楽をやっていたんじゃないかな。

 

大好きなジミヘンについて書いていたら、ついつい長くなっちゃったけど。笑

 

 

今回はこのへんで!

 

最後まで読んでくれてありがとうございました!

飯田正樹

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