お手入れ上手は演奏上手!ギターのメンテナンスの方法

こんにちは!

シンガーソングライターの飯田正樹です。

Twitter @mizu_mizuchan

 
「最近、ギターが前より弾きにくく感じるなぁ。」

って感じる事ないかな?

 

もし、あなたがそう感じる事があるなら、1つ質問がある!

ギターをちゃんとメンテナンスしてる?

 

ギターって結構デリケートな楽器なんだよね。

しっかりとメンテナンスしてあげないと、弾きにくくなったり、音が変わったりしちゃうんだ。

 

車とか自転車だってそうでしょ?

正常な状態を保つために、油を差したり、空気を入れたりさ。それと同じなんだよ。

だから、定期的にちゃんとメンテナンスしてあげないといけない。

 

今回は

ギターのメンテナンスの方法について、お話していこうと思うよ!

 

その前に

ギターの各部名称や、パーツの名前が分かってた方がいいから

分からないって人は、この記事も合わせて読んでみてね!

超分かりやすい!ギターの各部名称、パーツを解説

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ギターのメンテンス

よし、じゃあ

ギターのメンテナンスについて、1つずつ説明していくね!

弦交換

ギターのメンテナンスで1番頻繁にやるメンテナンスって弦交換だと思うんだよね。

ギターの弦って消耗品だからさ

たとえ弦が切れたりしてなくても、音が鈍ってきたり、弦がサビてきたら、交換するものなんだ。

弦にもたくさん種類があるから、自分に合うものを選んでみてね。

弦については、この記事で詳しく紹介してるから、どの弦を張るか迷ったら見てみてね。

現役シンガーソングライターがおすすめする!ギターの弦の選び方

オイル磨き

ギターのボディ(ギターの胴体部分)や、ネック(ギターの首の部分)って

手垢や汗で、知らないうちに結構汚れてるんだよね。

そのままにしておくと見た目も悪いし、木部が露出してる部分は、乾燥しちゃったりもするんだよ。

汚れを拭き取るのはもちろん、保湿する意味合いも含めて

クロス(やわらかい布)を使って、レモンオイルやオレンジオイルで磨くんだ。

乾燥が激しいと、最悪の場合、木部が割れちゃったりするからね。

丁寧に拭く事で、ギターへの愛情も深まってくるよ!

ネジ締め

ペグ(弦を張ってる糸巻き部分)のネジが緩んでたり、ストラップピン(ストラップを留めておくピン)が緩んでたり

普段、あんまり気にしない所かもしれないけど

意外とネジが緩んでる事って多いんだよね。

たとえばライブで演奏してる間に、緩んだネジが外れたりしたら大変だからね。

めんどくさがらないで、しっかり点検しておこう。

トラスロッド調整

ギターのネックって、弦の張力で常に引っ張られてる。

もちろん負荷がかかるよね?張る弦を変えたりしても、張力が変わってくる。

でね

弦に引っ張られる負荷に負けて、ネックが反って曲がらないように

ギターのネックの中には「トラスロッド」っていう金属の棒が入ってる。

これを回す事で、ネックの反りを調整する事ができるんだ。

ただ、専門的な知識が必要だし、素人が調整するにはちょっとハードルが高い。

楽器屋さんに持っていって、調整してもらった方がいいと思うよ!

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メンテナンスグッズ

ここでは

ギターをメンテナンスする時に持ってると便利なグッズを紹介するね!

ドライバー、六角レンチ

ネジを締めたり、トラスロッドを調整する時に使う。

driver rokkaku

ドライバーや六角レンチは、いくつかサイズを用意しておくと良いよ!

「あれ?この穴のサイズだとドライバーの径が小さくて回せない!」

みたいな事が結構あるからね。

なんでそんな事言うかって、僕自身がよくあるからだ。笑

ストリングスワインダー

winder

これは、弦を張る時に便利なアクセサリー。

ギターの弦を張る時、ペグを回すじゃない?手でやると結構時間がかかっちゃう。

でも、ストリングスワインダーがあると、だいぶ時間の短縮になるよ!

この画像のタイプのやつみたいに、弦を切る機能がついてるものもある。

このタイプならニッパーもいらないし、1つ持っておくと便利だよ!

クロス、オイル

oil

ギターを磨きあげる時に必要なグッズ。

「クロスなんて使わなくても、適当な布でいいんじゃないの?」

って思うかもしれないけど、ギターの塗装って割とデリケートだったりするんだよ。

だから、専用のクロスで磨く事をおすすめするよ。

オイルは、オレンジオイルかレモンオイルが主流かな。

好きな香りで選んでもいいと思う!

「ギターポリッシュ」っていう、ギターを磨くための液体もあるよ。
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普段からできるギターのケア方法

さっきからずっと言ってるけど、ギターってデリケートなのよ。本当に。

ギターの保管場所の湿度や気温を気にしたり、冬場なんかは乾燥にも気をつけないといけない。

湿度が高すぎると木材が変形したり、乾燥しすぎてボディが割れたりって事もあるんだ。

 

温度計や湿度計で管理してる人もいるし、そこまではできなくても

極端に気温の変化が激しい場所にはおかないとか、雨の日の窓際にはおかないとか、気をつける事はできる。

 

実際に僕も、乾燥が原因でギターのボディにヒビが入ったりした事もある。割れ

こんな感じでね。割と派手に割れた。笑

ちょっと昔のギター(70年代)のギターだったからってのもあるけど、普段から気をつけるに越した事はないよね。

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まとめ

ギターのメンテナンスについて解説した今回の話

どうだったかな?

簡単にまとめると

 

・ギターはメンテナンスをしないと、弾きにくくなったり、音が変わったりする。

・基本的なメンテナンスは「弦交換」「オイル磨き」「ネジ締め」「トラスロッド調整」などがある。

・ギターのメンテナンスには「ドライバー」「六角レンチ」「ストリングスワインダー」「クロス」「オイル」などが必要。

・ギターを保管しておく場所の湿度や気温、乾燥などにも気をつける事。

 

本当にしつこいようだけど、ギターはデリケートな楽器だから

しっかりとメンテナンスしてあげる事がとっても大事なんだよね。

 

それに

ギターのメンテナンスを自分でしっかりできる人は、ギターの事をよく分かってる人ってことだから

メンテナンスをできない人より、ギタリストとしても、1ランク上だと思うよ。

しっかりとメンテナンスされたギターなら、当然、演奏も良くなるしね!

 

 

今回はこの辺で!

 

最後まで読んでくれてありがとうございました!

飯田正樹

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