こんにちは!
シンガーソングライターの飯田正樹です。
Twitter @mizu_mizuchan
ギターを弾く時にあると便利なものってたくさんあるけど
その中でも、あると便利なものランキング1位なのは
「ピック」
だと思う。
ピックってのはこんな感じのやつね。
ギターを弾く時に、(右利きの場合)右手に持って、弦を弾くアイテム。
大体のピックが1枚、100円くらいで売ってる。
ピックを使ってギターを弾くと、指先やツメで弾くよりも、鋭い音が出せるんだ。
ピックは、ギターを弾く時の必需品と言ってもいいかもしれない。(中には使わない人もいるけどね。)
で
ギタリスト(ギターを演奏する人の事。そう、この記事を読んでくれている、君もギタリストのはず!笑)必需品のピックなんだけど
ピックってものすごくたくさん種類があるんだよ。
しかもさ
素材や形状、厚みによって、ギターの音も変わるんだ。
今日はピックの種類や特徴、選び方について、紹介していこうと思うよ!
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もくじ
ピックの形の種類
まずは、ピックの形の種類について話していこうかな!
ピックの代表的な形は
・ティアドロップ型
・トライアングル(おにぎり)型
・サムピック
の3種類がある。
それぞれの特徴を紹介していくね!
ティアドロップ型
最も定番な形状のピック。
ティアドロップ(=teardrop・涙)っていうその名の通り、涙のような形をしてるんだ。
ティアドロップ型の特徴は、ピックの先端が細長いこと。
だから、ピッキング(弦を弾く事)する時に、弦に当たる面積が少ないんだよね。
そのぶん、抵抗が少ない。
そのおかげで、軽い力でピッキングができるんだよね。
トライアングル(おにぎり)型
これも定番の形状の、三角形の形をしたピック。
その形から「おにぎり型」とも呼ばれてる。
トライアングル型は
特に、コード(和音)を弾く時に適してるって言われる。
三角形だから、ピックの一面が削れても、あと2つの面が使えるっていうのも大きなポイント。
サムピック
親指(サム)にはめて使うピック。
主にアコースティックギターで使われる、ちょっと特殊なピックだね。
親指のサムピックと、残りの指でそれぞれの弦をばらばらに弾く時なんかに使うよ!
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ピックの厚み
ピックには色んな厚みのものがある。
分かりやすいように、ピックの表面に
「Thin(薄い)」「Medium(普通)」「Heavy(厚い)」
とか書かれてるものが多い。
それぞれのピックの、大体の厚さは
・Thin:~0.7mm
・Medeium:0.8~1.0mm
・Heavy:1.1mm~
って感じかな。(メーカーによって、多少ちがう。)
あとは「0.9mm」とか、ピックの厚さが表記されてるものも多いよ。
こんな感じね。
で
ピックの厚みによって、弾き心地も、ギターの音も変わるから、ピックは奥が深い。
例えば、1.2mmとかの固めのピックは
弦を弾いた時にピックがしならないから、硬い音が欲しい時とか、速く弾きたい時に向いてる。
逆に、0.7mmとかの薄いピックは
弦を弾いた時にピックがしなるから、軽い力で弾く事ができるし、やわらかい音が出しやすい。
好みにもよるけど、硬いピックはエレキギター向き
やわらかいピックはアコースティックギター向きかなって思うよ!
色んな硬さのピックを使ってみたら
自分に合ったピックの硬さが分かってくると思う。
ちなみに僕は
エレキの時も、アコギの時も
0.5mmのトライアングル型のピックを愛用してます!
これ!(製造中止みたいで見当たらなくて困ってる。笑)
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ピックの素材
ピックの素材って本当にたくさんある。
しかも
ピックの形状や厚さが同じでも、素材が変わると、弾き心地もギターの音も全然変わるんだ!
ここはこだわっていきたいポイントだよね。
代表的なものを紹介していくね!
セルロイド
一般的に多く使われる素材。
柔軟性があって、使いやすい。
ナイロン
他の素材に比べて、硬めですり減るのが遅い。
アタック感(弦を弾いた瞬間の衝撃)が弱い。
デルリン
ナイロンに特性が似ていて、すり減るのが遅い。環境変化にも強い。
表面がザラついてて、滑りにくい素材。
ピッキングした時も、ザラっとした感覚になる。
メタル
その名の通りの、メタル(金属)素材。
弦にかかる負担が大きい。硬くてアタックが強い音。
ウルテム
人間のツメに最も近いとされてる素材。
すり減りにくい。ツメで弾いてるような、自然な音が特徴。
ピックは本当にたくさんの素材があるから、まだまだ他にも使われる素材があるんだけど
代表的な素材を挙げると、こんな感じかな!
さっきのピックの厚さの話もそうだけど
ピックの素材も、自分に合ったものが見つかるまで、色々試してみると良いよ。
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まとめ
どう?
ピックと一口に言っても、ものすごい選択肢があるでしょ?笑
今回の話を簡単にまとめると
・ピックの形状は、代表的なもので「ティアドロップ型」「トライアングル(おにぎり)型」「サムピック」がある。
・ピックの厚みは、大きくわけて「Thin(薄い)」「Medium(普通)」「Heavy(厚い)」の3つ。
・ピックの形状や厚さが同じでも、素材が変わると、弾き心地もギターの音も変わってくる。
ギタリストにとってのピック選びって、すごく重要だと僕は思う。
何度も言うけど、使うピックによって、弾き心地もギターの音も全然変わるからね。
とにかく色々と試してみて
「自分は絶対にこれ!」
っていうピックを見つけられると、ギタリストとしてのレベルも上がると思うよ。
これを読んでくれたあなたも、自分に合ったピックを見つけてみてね!
それじゃ今回はこの辺で!
最後まで読んでくれてありがとうございました!
飯田正樹