こんにちは!
シンガーソングライターの飯田正樹です。
Twitter @mizu_mizuchan
歌っていて「音程が安定しない。」「音程が取れない。」って思う事ない?
僕は昔から歌が得意じゃなかったので、友達とカラオケに行ったりした時に、よく思ってました。笑
そんな僕が、今は歌を歌ってお金をいただいてるわけです。
不思議だね、人生。
なんで歌が苦手だった僕が、今この記事を書いてるのか、ちょっとだけ話してみようかな。
僕が音楽活動をはじめたばかりの頃の話なんだけど
「曲は良かったけど、歌の音程が不安定。もっとがんばってください。」
ってライブのアンケートに書かれていた事があって。
さっきも言ったけど、元から歌に自信がある方ではなかったけど
これね、本当に悔しかったんだよね。
そこから色々な事を試したり、ボイトレ(ボイストレーニング)に通ったりして、練習したんだ。
そしたら自分でも別人かと思うくらい、音程が安定するようになったんだよね。
とは言え
今でも気を抜いていると、ちょっと音程がズレてる事がある。まだまだだって事だね。笑
今日は
正しい音程を取って、安定した音程で歌うために、意識すべき事につい
て話していこうかと思います!
[ad#ad1]
自分の歌を録音してみる
自分の歌を録音して聞いた事ってある?
僕は初めて自分の歌声を録音して聞いた時、すごくがっかりした。あまりにも下手だったから。笑
僕は、音楽活動をちゃんとはじめるようになって
自分のライブのビデオを見返したり、録音した自分の歌声を頻繁に聞くようになった。
そしたら
「あれ?この音、いつもちょっと外してるぞ。」
って事に気付いた。
自分ではしっかり音程取って歌ってるつもりだったのに、あとで聞き返すと音程が取れてない。
これってよくある事だと思うんだ。
これを直すためには
自分の声が安定してない部分や、音程が取れてない音をチェックして、そこを意識して歌うしかない。
歌って、録音。聞く。また歌って、録音。聞く。
そうやって、正しい音程を体に覚えこませる。
意識して何度も繰り返していれば、誰だってちゃんと音程が取れるようになるんだよ。
[ad#ad1]
眉間にシワを寄せてる外人シンガーから学ぶ
引用元:http://news.aol.jp/2012/03/15/10-feel-good-songs-by-great-black-artists/
よくさ、外人のシンガーが眉間にシワを寄せて、苦しそうに顔を歪めて歌ってるじゃない?
「なんかすごい辛そうな顔してるなー。」って思ってたんだけど。笑
でも、あれにもちゃんと意味があるんだって事を、ボイトレの先生に教えてもらった。
どういう意味があるのかっていうと
高音を出す時、眉間に音を集めて響かせるイメージを持って歌うと安定する
って事だったんだ。
先生に
「飯田くん、しっかりと眉間に音を集めて!ほら、まだ音程が低いから、もっともっと!」
って言われながら練習してて。
これが最初はよく分からなかったんだけど、何度も意識して歌うようになって、ようやく理解できた。
感覚的な話になっちゃうけど
ぐーっ!っと眉間に音を集めて、それが落ちないよう(音程が下がらないよう)に頭の上の方で引っ張ってる感じかなぁ。
これね、ハミング(口を閉じて歌う事)でやってみると、なんとなく感覚が分かると思うんだけど
これを意識して歌うのと、意識しないで歌うのでは、音程の安定度がまったく変わる。
ほら、試しにやってみて??「ん~んん~♪」って!(我ながら分かりづらい表現だなぁ。笑)
[ad#ad1]
響かせた声を遠くに投げるイメージ
僕が教えてもらってた先生は、難しい言い回しはほとんどなくて、理論よりも感覚的な事を教えてくれる先生だったんだけど
その教え方が、僕にはとっても分かりやすかった。
先生に教えてもらった中でも、すごく効果があったのは
声を出す時に、身体のどの部分で声を響かせるか、それをどこから出すか、イメージを持つ
って事だったんだよね。
さっき書いたみたいに、高音なら眉間に響かせる。
中域の音階なら、胸の上の方で響かせる。
低音なら、胸の下の方で響かせる。
とか
自分が実際に歌ってる時に意識しだしたら、すごく音程が安定するようになった。
僕が先生に、どんな風に教えてもらったかっていうと
「飯田くん、まず身体に1本、まっすぐな棒が入ってて、それを上から引っ張られてると思って。」
って言われて
「次に声を出す時、声を眉間で響かせて、それをどこに投げるかイメージしてみて。はい、声を出してみよう!」
みたいな感じでさ。
超感覚的でしょ。笑
でも、これが分かりやすかった。
今、実際に僕が歌う時に意識しているのは
眉間や胸に集めた音を、頭の上の方から遠くに投げるイメージを持つ
って事なんだよね。
絵で描くとこんな感じかな。(下手だなぁ。笑)
これ、明確にイメージすればするほど効果がある。
試しにやってみて!
しっかりと息を吸って、ゆっくりと吐き出す
音程を安定させるためには、息の使い方が重要になってくる。
まず大事なのは、しっかりと息を吸って溜める事。
次に大事なのは、その息をゆっくりと吐き出す事。
一気に吐き出しちゃだめだよ。ゆっくり、大切に使う。
息を吸う時、どこに息を溜めるのかってイメージも大事でさ。
僕が先生に教わったのは
「飯田くん、空気を溜めるのはお腹じゃなくて、背中の下の方に溜めるイメージでやってごらん。」
って事だった。
最初は意味がわからなかったけど、実際に背中(腰に近い辺り)に手を置いて、意識してやってみたら理解できた。
これ、この記事を読んでるあなたも、実際にやって体感してみてほしいんだけど
背中に溜めるイメージで息を吸った方が、しっかりと息を吸えるんだよ。
で、大事なポイントなのが、この方法で溜め込んだ息を、ゆっくり使うって事。
例えるなら、蛇口に繋いだホースの使い方に近いものがある。
ホースってさ、蛇口から水を出すのとは違って、使う水は少量でも、ホースの先をつまめば強力な水圧になるでしょ?
もっと具体的に言えば、ケーキのロウソクを吹き消す時の感じ。
あの感覚に近い。
圧力をかけて、息をゆっくり吐き出して、しっかりと声を出すイメージだね。
これだけで、音程がめちゃめちゃ安定するんだ!
[ad#ad1]
まとめ
正しい音程の取り方と、音程を安定させるための練習法、どうだったかな?
正しい音程を取って、音程を安定させて歌うために大事なのは
・自分の歌を録音して聞く。音程が取れてない部分を意識して、何度も繰り返して歌う。
・高音を安定させる為には、眉間に音を集めて、音程が落ちないように引っ張る。
・声を体のどの部分で響かせて、どっから出すのかイメージを持つ。
・息をしっかり吸って、圧力をかけてゆっくり使う。
って話だったよね。
なんか、イメージの話ばっかで
腹式呼吸がどうとか、発声法がどうとか
そういう専門的な言葉がほとんど出てこなかったと思うけど、ついてこれた?笑
でも、実際に僕はそういう習い方をして、効果があったから
この記事を読んでくれている、あなたにも試してみてもらえたなーって思います!
がんばってね。
なんて、偉そうな事言える立場じゃないけど。笑
今日はこのへんで!
最後まで読んでくれてありがとうございました!
飯田正樹