こんにちは!
シンガーソングライターの飯田正樹です。
Twitter @mizu_mizuchan
あなたは
オクターブ奏法
って知ってる?
オクターブ奏法っていうのは
基本となる音と同時に、その1オクターブ上の音を弾く奏法の事。
名前のまんまだね。笑
たった2本の弦を弾くだけの奏法だから、初心者にも挑戦しやすいと思う!
今日は
ギターのオクターブ奏法について話してみようかな!
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もくじ
オクターブ奏法とは?
よし、オクターブ奏法について解説していこっか!
さっきも言ったけど
オクターブ奏法っていうのは
基本となる音と同時に、そのオクターブ上の音を同時に弾くギターの奏法。
でもさ
いきなり「オクターブ上」って言われても、ギターだといまいちイメージが湧きにくいよね。笑
分かりやすいようにピアノで説明するね!
「低いドの音」と一緒に「高いドの音」を一緒に弾く。
これをギターで説明すると、こんな感じ!
どう?イメージ湧いたかな?
そうそう
オクターブ奏法って、ロックでよく使われる奏法なんだけど
もともとは、ジャズギタリストのWes Montgomery(ウエス・モンゴメリー)が広めた奏法なんだって!
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オクターブ奏法の弾き方
ここではオクターブ奏法の弾き方を解説するね。
押さえ方はこんな感じで
手の形で覚えると楽かも!
隣の弦を1本飛ばして、押さえる感じだね。
あと、すごく重要なのが
左手の指を浮かせて弦に軽く触れて、鳴らしたくない弦をミュート(音を鳴らさないこと)すること。
オクターブ奏法を使う時って
基本的に、2本の弦以外は鳴らさないのね。
だから、他の弦をミュートする事が大事なんだ。
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オクターブ奏法を効果的に使った曲
ここでは
「これぞオクターブ奏法の正しい使い方!」
っていうくらい、オクターブ奏法をカッコ良く効果的に使ってる曲を紹介!
Wes Montgomery(ウェス・モンゴメリー)「Here’s That Rainy Day(ヒーアーズ ザット レイニー デイ)」
Wes Montgomeryは、アメリカのジャズギタリスト。
この曲の中で登場するオクターブ奏法(2:45~)は
「オクターブ奏法の最初期の完成系」と言っても過言ではないと思う。
さっきも言った通り、ウェスはオクターブ奏法を広めた人だからね。
「ウェスの影響を受けていないジャズギタリストはいない。」
って言われるくらい偉大なギタリストなんだよ。
ウェスはピック(ギターを弾くために使う道具)を使わないで、右手の親指だけでピッキング(ギターの弦を弾くこと)をしてる。
ウェスの甘い(音の輪郭が丸い)ギタートーンは、この独特のピッキング方も大きな要因の1つだと思う。
ピッキングの重要性については、こっちの記事でまとめてるから、興味があったら読んでみて!
Jimi Hendrix(ジミ・ヘンドリクス)「Fire(ファイア)」
Jimi Hendrixは、アメリカのギタリスト。
通称、ジミヘン。
死しても尚、語り継がれる伝説のギタリスト。
この「Fire」って曲は、ジミヘンのオクターブ奏法が存分に楽しめる曲。
このイントロ(0:02~)がカッコ良すぎる!
1度聞いたら忘れられないよ。
ジミヘン、大好きです。笑
大好きなジミヘンについては、詳しくまとめた記事があるから、ぜひ読んでみてほしい!
ASIAN KUNG-FU GENERATION(アジアン カンフー ジェネレーション)「リライト」
ASIAN KUNG-FU GENERATIONは、日本の4人組ロックバンド。
通称、アジカン。
「アジカンと言ったらオクターブ奏法!」って言ってもいいくらい、彼らの曲にはオクターブ奏法が多用されてる。
しかも、その全部がかっこいい。真似したくなるくらいにね。笑
その中でもこの「リライト」のイントロ(0:01~)は
オクターブ奏法のカッコ良さが詰まった名フレーズだと思う!
アジカンのリライトと言えば、僕はカラオケでよく歌ってるんだけど
昔は高い所がちゃんと歌えなくて、無理やり声を絞り出して、よく喉を痛めてた。
ちゃんとした歌い方を知らなかったから、力任せで歌ってて。笑
今は無理しないで歌える方法を見つけたから、余裕で高い所も歌えるようになった。
高い声の出し方については、こっちの記事で書いてるから、読んでみて!
ONE OK ROCK(ワンオクロック)「完全感覚Dreamer」
ONE OK ROCKは、日本の4人組ロックバンド。
通称、ワンオク。
ワンオクと言えば、ボーカルのTakaさんの素晴らしい歌声だけに注目しがちなんだけど
楽器隊の演奏も、すごくカッコ良いんだよね。
この「完全感覚Dreamer」のイントロ(0:22~)のオクターブ奏法は
メロディーが引き立っていて、とても印象的なギターフレーズ。
オクターブ奏法って、こうやってメロディーを奏でるのにすごく向いてる奏法なんだよね。
同じ音がオクターブ違いで重なってるから、音にパワー感があって、印象的に聞こえるんだ。
そうそう、余談なんだけど
Takaさんってめっちゃ高い声で歌ってて、憧れない?
僕もTakaさんの声に憧れて、自分はこんな高い声出ないのに、よく無理やり歌ってた。笑
でもこれは、そのキー(曲全体の音の高さ)が、Takaさんに合ったキーだって事なんだよ。
だから、無理して「俺もTakaと同じキーで歌いたい!」って歌うのは違うと思う。
歌う時に無理しちゃダメなんだよ。笑
自分に合ったキーで歌うことの大事さについては、こっちの記事で書いてるよ!
高音が綺麗に出ないと悩む人へ!無理せず自分に合ったキーで歌うべき理由
Mr.Children「光の射す方へ」
Mr.Childrenは、日本の4人組バンド。
通称、ミスチル。
日本を代表するバンド、Mr.Childrenの曲でも、オクターブ奏法は使われてる。
どう?このイントロ(0:13~)。
めちゃめちゃカッコ良くない?
ミスチルと言えば
前に、札幌でライブを観に行ったことがあるんだけど
あまりのカッコ良さに圧倒された。
正直に言うと、ライブを観に行くまでは
ミスチルって「ボーカルの桜井さん+他の3人」ってイメージだったんだけど
全然違った。
すごくカッコ良い4人組バンドだった。
それから、ミスチルがより好きになったんだ。
メンバー全員、学生時代からの付き合いっていうのもいいなーって思う。
mizu plus(ミズプラス)「27歳」
mizu plusは、日本の2人組バンド。
この曲のイントロ(0:23~)は
オクターブ奏法と、スライド奏法(弦の上を左手の指を滑らせて、音階を駆け上がったり、駆け下りる奏法。)を組み合わせたギターフレーズが印象的。
オクターブ奏法と、スライド奏法ってすごく相性が良いんだよ。
この2つを組みあせることで、音にパワー感と疾走感がプラスされるんだよね。
とかなんとか書いたけど
これ、僕のバンドです。
そして、このイントロのギターを弾いてるのも僕です。笑
スライド奏法については、こっちの記事で紹介してるよ!
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まとめ
今回は
オクターブ奏法についての話だったけど、どうだったかな?
簡単に話をまとめると
・「オクターブ奏法」とは、基本となる音と同時に、そのオクターブ上の音を同時に弾くギターの奏法のこと。
・オクターブ奏法を使用する時は、左手の指を浮かせて弦に軽く触れて、鳴らしたくない弦をミュートする。
・オクターブ奏法を効果的に使用した曲は「Here’s That Rainy Day」「Fire」「リライト」「完全感覚Dreamer」「光の射す方へ」「27歳」の6曲。
って事だったよね。
最初にも書いたけど
オクターブ奏法って、たった2本の弦しか弾かないんだよ。
6本中の2本だよ?そう考えると楽勝だよね。笑
でも
さっき紹介したみたいに、オクターブ奏法を使ったカッコ良いフレーズもたくさんあるからさ。
ぜひチャレンジしてみてほしい!
それじゃ今回はこのへんで!
最後まで読んでくれてありがとうございました!
飯田正樹