高い声で歌いたい!高音の出し方のコツと出す方法

こんにちは!

シンガーソングライターの飯田正樹です。

Twitter @mizu_mizuchan

「もっと高い声で歌ってみたい!」

そう思う事は、誰でもあると思う。

でも、うまく出せなかったり、声が裏返ったり。

そういう経験、僕にもあるよ。

 

僕も昔は、思ったように高い声が出せなくて、どうしたらいいのか悩んでた。

だから、ボイストレーニングに通ったり、試行錯誤もした。

そして、正しい出し方を身につければ

「高い声は誰でも出せる」という事を知ったんだ。

 

今日は

高い声で歌うためのコツ、出し方について、話をしていきたいと思います!

なぜ高い声が出ないのか?

そもそも、なんで高い声が出ないのか?

 

それには、いくつかの原因がある。

まずは、それを知る事が大事だよ。

力任せに出そうとしてる

高い声を出す時、喉に力を込めて、張り上げてない?

そうなる気持ちは、僕もすごく分かる。笑

 

だけど

力任せに声を出そうとすると、声帯が絞まっちゃうんだ。

声帯は、息で振動させる事で、声を作る器官。

力が入っていると、振動を妨げて、高い声が出ない。

もし、たまたま高い声が出たとしても、喉を痛めてしまうよ。

喉のコンディションが悪い

「前はこの高さで歌えたのに。なんか調子悪いな…。」

そういう経験はないかな?

 

原因は、喉のコンディションのせいかもしれない。

喉って、すごく繊細だからね。

ちょっとコンディションが悪いだけでも、本来の実力で歌えなくなっちゃうんだ。

少しでも、調子が悪いと思ったら、ちゃんとケアした方がいいよ!

 

喉のケアについては、こっちの記事を読んでみてね!

ボーカリスト必見!喉のケアの方法と喉を痛めないために気を付ける事

「高い声が出ない」と思い込んでいる

高い声が出ないのは、思い込みの可能性もある。

 

人間の思い込みの力ってすごいもので

「自分は高い声が出ない」

って思っていると、本当に出なくなってしまうものなんだ。

自信を失くしていると、できるものもできなくなっちゃう。

だから、まずはその思い込みをやめる事が大事だよ。

高い声を出すために知っておく事

高い声を出すには、いくつか知っておくべき事がある。

これを知ってるだけで、高い声が出しやすくなるよ。

僕も、それをボイストレーニングの先生に習って、高い声が出せるようになった。

 

1つずつ、解説していくよー!

声帯の仕組みを知る

高い声を出すためには、声帯の仕組みを知っておこう。

この図は、声帯と周辺の筋肉を、上から見たものだよ。

真ん中にある、赤い丸で囲った2枚のヒダが声帯。

声帯は、呼吸をする時に開いて、声を出す時には閉じる。

でも、完全に閉じてしまうわけじゃなくて、小さな隙間があるんだ。

そこを息が通る事で、1秒間に何百回も振動する。

そうする事で、声が作られるんだよ。

 

そして

この振動の速さで、声の高さが決まるんだ。

声帯の振動数が上がる程、高い声を出す事が出来る。

男性より女性の方が声が高いのは、声帯が小さい分、振動数が上がりやすいからなんだって。

息に適度な圧力をかける

高い声を出す時は、使う息の量と、声帯を閉じる力のバランスが重要なんだ。

息の量が多すぎると、声帯の振動を妨げて、高い声が出なくなるからね。

ポイントは

息に適度な圧力をかける事で、使う量を少なくする事。

 

これは、ホースの先を摘むのと同じ。

圧力をかけると、少量の水でも、勢いよく出るでしょ?

それとまったく同じなんだ。

なんとなく、息の使い方が想像できたかな?

喉を開く感覚を掴む

高い声で歌う時、どうしても喉が絞まっちゃう人は

喉を開く感覚を掴もう!

よく、「喉を開くのは、あくびをする時と同じ」なんて言うけど

あれだけだと、分かりづらいよね。笑

 

喉の奥に、息を吸うと、「スースー」する部分があるでしょ?

そこを「軟口蓋(なんこうがい)」って言う。

口の中の天井部分で、舌で押すと、やわらかいとこね。笑

 

軟口蓋を上げて、喉仏を下げる。

そして、喉の奥を縦に開く。

これが「喉を開く」って事なんだ。

この状態で歌えば、喉を締め付ける事もない。

そうすれば、高い声も、無理なく出せるようになるよ。

リラックスした状態で歌う

高い声で歌う時って、どうしても力みがちなんだよね。

でも、やっぱりリラックスした状態じゃないと

綺麗な高い声は出ない。

 

そこで、やってみてほしいのが

深呼吸を使った、練習なんだ。

息を思いっきり吸い込んで、ゆっくり吐き出す。

この時、喉はリラックスした状態になってる。

その状態のまま、高い声を出してみよう。

そうすると、びっくりするくらい楽に、高い声を出す事ができる。

普段から、この練習をしていれば、いつでもリラックスして歌えるようになるよ。

明確なイメージを持つ

僕が、ボイストレーニングに通っていた頃に

先生から「しっかりイメージを持って、声を出しなさい。」

って言われた事があってね。

 

例えば

 

・高い声は、頭の上の方から出す

・頭から足まで、一本の線でまっすぐ引っ張られている

・お腹と背中は、空気を溜めるタンク

・声を、レーザービームのように飛ばす

 

そういうイメージ。笑

一見、ふざけているようだけどさ。

明確なイメージを持って歌う事で、出せる音域も変わるんだよ。

これ、本当に不思議だなーって思うんだけど。笑

 

本当だから、あなたもやってみてほしい!

なるべく、はっきりとしたイメージを持つといいよ!

まとめ

今回は、高い声の出し方についてだったけど、どうだったかな?

 

今回の話をまとめると

 

・高い声が出ない原因を知る

・声帯の仕組みを知る

・息に適度な圧力をかける

・喉を開く感覚を掴む

・リラックスした状態で歌う

・明確なイメージを持って歌う

 

って事だったよね。

 

高い声で歌えるようになると、歌える曲も増えるし

なにより、自分が楽しい気分になるよ。笑

 

でも、無理をしないで、少しずつ音域を広めていってね。

 

 

それじゃ

今日はこのへんで!

 

最後まで読んでくれてありがとうございました!

 

飯田正樹

 

 

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