あなたは知ってる?作詞に超大事な3つのルールとは?

こんにちは!

シンガーソングライターの飯田正樹です。

Twitter @mizu_mizuchan

作詞をしていて、うまくまとまらなかったり

どんな風に書いていいか、分からなくなったりする事はないかな?

僕も初心者の頃は、そういう事がよくありました。

 

でも、経験を積んでいく中で

作詞をは、”ある3つのルール”を守るといい事が分かった。

この3つのルールを守る事で、歌詞が格段に書きやすくなるんだ!

 

今日は

作詞の3つのルールについて、お話していくね!

メロディーに乗る事が大前提

作詞のルール、その1は

『歌詞は、メロディーに乗る事が大前提』

という事。

 

どれだけ良い内容が書けたとしても

メロディーに乗らなければ、それは歌詞じゃないんだ。

ただの文章になってしまう。

せっかく一生懸命書いたのに、それじゃもったいないよね。

 

だから、作詞する時は、必ず

『どんなメロディーに乗せるのか?』

という事を意識しながら書くといいよ!

 

例えば

「ゆったりめのテンポの

切ないバラード曲に乗せる歌詞がいいな。」

って思って作詞をしたとする。

そうしたら、歌詞に明るい言葉は使わないし

歌詞も詰め込めすぎないようになるよね。

 

最初から曲を意識しているかどうかで、歌詞の書きやすさや、言葉の選び方

メロディーの乗せやすさも、大きく変わってくるんだ!

メロディーに歌詞の文字数を合わせる

作詞のルール、その2は

『メロディーに歌詞の文字数を合わせる』

という事です。

 

メロディーに、歌詞の文字数を合わせる時は

『母音1つに対して、音符は 1つ』

という事を覚えておくといいです!

※母音=声が口から出るまでの間に、声が通る通路が舌や唇などで妨げられない時の音。

ローマ字で表記するとa、i、u、e、oの5つ。

 

例えば

「晴れた今日は 君に会いたい」

という歌詞を、例に考えてみよう!

この歌詞を、ローマ字に直すと

「haretakyouha kiminiaitai

※母音は、青字で表記

だから、母音の数は13個だよね。

つまり、13個の音符に乗せられる。

 

じゃあ

「だってあなたは」

という歌詞の場合、どうだろう?

「datte anataha」だから、6つの音符だと思う?

 

正解は、7つの音符です!

小さい「っ」は促音(そくおん)と言って、1音として捉えるんだ。

他には、言葉を伸ばす「ー」と「ん」も、1音として捉えます。

 

このルールを覚えておくと、歌詞を音符に乗せやすくなるよ!

自分が言いたい事だけの歌詞は書かない

作詞のルール、その3。

それは

『自分が言いたい事、伝えたい事だけの歌詞は書かない。』

という事。

 

作詞で大事な事っていうのは

曲を聞いてくれた人、歌詞を読んでくれた人が

「この歌詞、まるで僕の事みたいだ…!」

「この曲は、私の気持ちを代弁してくれている!」

って、共感してくれる事なんだよね。

作詞家は、聞き手の代弁者であるべきなんだ。

 

自分の気持ちを書きたいのは分かる。

だけど

「僕は、こういう事を伝えたい!」

「私は、こういう事を言いたいんだ…!」

っていう、自分の気持ちだけを書いた歌詞じゃ、誰にも伝わらないんです。

少し厳しい事を言うと

作者の言いたい事だけ書いた歌詞なんて、誰も聞きたくないんです。

 

だからこそ

『聞き手の気持ちを代弁してあげる』

という意識を持って、作詞する事がとっても大事なんだよね。

まとめ

今回は、作詞のルールについてのお話だったけど

どうだったかな?

 

今回の話をまとめると

 

・歌詞は、メロディーに乗る事が大前提

・メロディーに歌詞の文字数を合わせる

・母音1つに対して、音符は1つ

・自分が言いたい事だけの歌詞は書かない

・作詞家は、聞き手の代弁者

 

って事だったよね!

 

今回お話したような事を意識して、作詞をしてもらうと

メロディーに乗りやすくて、聞き手に共感される歌詞が書けるようになります。

 

…なんて、偉そうに言ってるけど

僕も最初は、全然書けなかったからね。

自分の気持ちだけ書いてたし、文字数も意識してなかった。笑

 

だけど、そんな僕だって

「あ、こういう事を意識すればいいんだ…!

じゃあ、こんな風に書いてみよう!!」

って、作詞のルールを学んで、大きく変化する事ができたんだ!

だからこそ、この3つのルールを

作詞に取り組んでる人に教えてあげたいと思ったんだよね。

 

この記事が、あなたの参考になると嬉しいです!(^^)

 

それじゃ

今日はこのへんで!

 

最後まで読んでくれてありがとうございました!

 

飯田正樹

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